100馬力で2本出しマフラー!? タイ日産「アルメーラ」純正カスタムが日本にも欲しすぎる!!

100馬力で2本出しマフラー!? タイ日産「アルメーラ」純正カスタムが日本にも欲しすぎる!!

 日産が東南アジア市場で展開するコンパクトセダン「アルメーラ」。1.0Lターボを搭載した実用モデルですが、バンコク国際モーターショーの会場で目にした一台は、そのイメージを大きく覆す仕立て。2本出しマフラーや専用エアロをまとい、実用車とは思えない存在感。いまの日本ではほとんど見かけなくなった「実用車を楽しむ」という価値観が、そこにはありました。

文:吉川賢一/写真:NISSAN

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実直な実用車「アルメーラ」

 アルメーラは、日産が東南アジア市場で展開する小型の4ドアFFセダンです。かつて日本で販売されていたブルーバードシルフィやラティオの流れを汲むモデルで、現行型は2019年に登場。北米市場では「ヴァーサ(VERSA)」の名でも展開されています。

 ボディサイズは全長4495mm×全幅1740mm×全高1460mm、ホイールベースは2605mm。全長とホイールベースは、かつてのP10プリメーラやP11 プリメーラに近く、扱いやすい大きさといえます。パワートレインは1.0L直列3気筒ターボにCVTを組み合わせる構成。最高出力74kW(100PS)、最大トルク152Nmと数値は控えめですが、1079kgという軽量な車体とあわせて、日常での扱いやすさと燃費性能を重視したパッケージとなっています。

 走りを楽しむクルマではなく、日常の移動を支える実用セダンであるアルメーラですが、バンコク国際モーターショー2026では一転、スポーツモデルのような外観に仕立てられていました。

東南アジア市場向けのコンパクトセダン「アルメーラ」。基本は実用性重視のモデルだ
東南アジア市場向けのコンパクトセダン「アルメーラ」。基本は実用性重視のモデルだ

2本出しマフラーで一変 純正カスタムとは思えない仕立て

 バンコク国際モーターショーの会場に展示されていたアルメーラは、メーカー純正アクセサリーで仕立てられたカスタマイズ仕様でした。よく見れば確かにアルメーラですが、その印象は大きく変わっています。

 フロントまわりはブラックアウトされたグリルに加え、専用エアロバンパーやリップスポイラー、カナードまで装着。ノーズを低く見せる処理が徹底されており、実用車らしい穏やかな印象から一転、アグレッシブなフロントフェイスとなっています。足元も15インチ(195/65R15)から17インチ(205/55R17)へとサイズアップされ、ブラックのアロイホイールを組み合わせることで、全体の引き締まり感が増しています。

 ボディカラーはホワイトにブラックルーフを組み合わせた2トーン仕様。そこにレッドのストライプやゼッケン風デカールが加わり、視覚的には完全にスポーツモデルの文脈です。

 なかでも印象的なのがリアまわりで、ディフューザー形状のバンパー中央に2本出しマフラーを配置。もともと1.0Lターボの実用セダンであることを考えるとかなり大胆な処理ですが、不思議と違和感はなく、全体としてきれいにまとまっています。

 インテリアも同様で、ステアリングやシート、ダッシュボードなどに赤いステッチをあしらい、視覚的にスポーティな雰囲気を強調。素材そのものは量販車の範囲にとどまりますが、見せ方によって印象を変えている点が特徴的です。

純正アクセサリーでここまで変わる。ベース車とのギャップが大きい
純正アクセサリーでここまで変わる。ベース車とのギャップが大きい
リア中央の2本出しマフラー。実用セダンとは思えない処理だ
リア中央の2本出しマフラー。実用セダンとは思えない処理だ
ダッシュボードやシート、ステアリングホイールにも赤いステッチが施されており、スポーツモデルのような雰囲気が漂う
ダッシュボードやシート、ステアリングホイールにも赤いステッチが施されており、スポーツモデルのような雰囲気が漂う

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