電動トランストップ:CR-Xデルソル(1993年3月)
初代と2代目のCR-Xは1.6Lのスポーツエンジンを主力にし、ジムカーナのベース車に使われるなど、硬派なイメージが強いクルマだった。
しかし1992年登場の3代目モデルはエンジンこそ変わらなかったものの、デルソルというサブネームが付く、タルガトップの2人乗りオープンという軟派なクルマとなった。
その是非はともかくとして、CR-Xデルソルのメタル製タルガトップは手動に加え、トランストップと呼ばれる電動タイプも設定されていた。
トランストップの開閉はトランクリッドが上昇し、トランクリッドの中にルーフを出し入れするという、トランスフォーマーかサンダーバードを思い出させる見事な動きだった。
CR-Xデルソル自体は残念ながら商業的には失敗に終わり、CR-Xの歴史も3代目で幕を閉じた。
しかし21世紀になってルノーウインドというCR-Xデルソルによく似たクルマが登場し、CR-Xデルソルの影響力は小さくなかったことが分かる(ウインドも短命に終わったが)。
【画像ギャラリー】いちばんの見せ場はクルマの屋根!? 個性あふれるルーフのひと工夫が光った日本車5選をイッキ見!(16枚)画像ギャラリーオートフリートップ:ボンゴフレンディ(1995年6月)
エンジンを前席下に置くミニバンとして登場したボンゴフレンディの最大の特徴は、ルーフに三角テントを半分にしたように開くオートフリートップを設定したことだった。
オートフリートップは展開すると大人2人が就寝できる屋根裏部屋のようなスペースになるだけでなく、大人が立って着替えができるスペース、濡れた衣類などを干すスペースになるなど、想像以上に使える場所となった。
さらにオートフリートップ部分にも小さなガラス部分を設け日当たりを確保したほか、キャビンとオートフリートップ部分の間に飲み物などの受け渡しに使う小窓を設置するなどの配慮も抜かりなかった。
このためオートフリートップを主な理由にボンゴフレンディは好調に売れ、初代デミオと並び当時本当に苦しかったマツダの経営を支えた。
またオートフリートップのようなルーフを持つクルマは市販車ではベンツ Vクラス、専門業者が架装するキャンピングカーには多数あり、オートフリートップが与えた影響は未だに大きい。
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