タイでの価格は破格の約391万円
パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた仕様です。フルハイブリッドのようなEV走行はできませんが、システムがシンプルなぶん、コストパフォーマンスに優れており、タイでの価格は799,000バーツ(約384万円、1バーツ4.8円で計算)から。バンコク国際モーターショー2026の会場には、質感を高めた特別仕様車「ブラックエディション」(価格835,000バーツ、約401万円)も展示されており、外観の質感を引き上げることで、所有する満足感も高めています。
日本にも、トヨタ「シエンタ」(4,260×1,695×1695)やホンダ「フリード」(4,310×1,695×1.755)など、全長4.4m未満というコンパクトなサイズで最大7人乗りを実現しているモデルはありますが、こちらはミニバンスタイル。SUVのルックスを持ちながら最大7人乗りを可能にしたモデルは、現状ほとんど存在しません。XL7は「ミニバンスタイルは避けたいけど、いざという時の乗車人数は確保したい」というユーザーにとって、有力な選択肢になり得る存在です。
日本でも意外とヒットしそう
スライドドアを持たない点はミニバン派から見れば弱点かもしれませんが、「小型SUVなのに7人乗車ができる」という価値は、それだけで大きな武器になると考えられます。
コンパクトなボディに3列シートを凝縮しつつ、SUVとしての佇まいも成立させたXL7。決して派手な技術はありませんが、クルマに万能性を求める日本のユーザーにとっても最適なモデルだと感じました。魅力的な「第3の選択肢」として、ぜひ日本投入を熱望したいところです。
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