コンパクトカー選びのど真ん中にいるのが、日産ノートとトヨタ ヤリスだ。ノートは全車e-POWERで電動感ある走りが魅力。ヤリスはガソリン、ハイブリッド、さらに6MTまで揃える幅広さが強い。ノートXは232万8700円、ヤリスHYBRID X 2WDは224万9500円。燃費、価格、後席、荷室まで比べると、どちらが本当に幸せな選択なのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産、トヨタ
【画像ギャラリー】経済的なヤリスと走り・空間のノートを写真で徹底比較! 自分に合ってるのはどっち?(16枚)画像ギャラリー燃費と価格ならヤリスが強い、走りの気持ちよさならノート
まず数字でガツンと強いのはヤリスだ。HYBRID X 2WDのWLTCモード燃費は36.0km/L。ノートXの28.4km/Lも十分優秀だが、燃費スペシャリストとしてのヤリスはやはり手ごわい。価格もヤリスHYBRID Xが224万9500円で、ノートXより7万9200円安い。
さらにヤリスはガソリン車の選択肢も魅力だ。X 1.5L 6MTは177万1000円、X 1.5L CVT 2WDは184万8000円。とにかく初期費用を抑えたい人、MTで走りたい人にはヤリスの守備範囲が広い。低燃費ならハイブリッド、安さならガソリン、趣味性なら6MTと、選び分けができるのは大きな武器だ。
一方、ノートは全車e-POWER。エンジンは発電役に徹し、モーターで走る感覚が濃い。発進からスッと前に出るレスポンス、アクセル操作に対する素直な加速は、数字だけでは語れない気持ちよさがある。燃費と価格のヤリス、電動感と走り味のノート。この構図はかなり明確だ。
後席と荷室まで使うならノート、ひとり中心ならヤリス
サイズを見ると、ノートは全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mm。ヤリスは全長3950mm×全幅1695mm×全高1495mmだ。
全幅は同じ5ナンバーだが、ノートのほうが95mm長く、25mm高い。室内寸法もノートが室内長2030mm×室内幅1445mm×室内高1240mm、ヤリスが1845mm×1430mm×1190mm。後席のゆとりではノートが有利だ。
荷室の使い勝手もノートはファミリー寄り。後席6:4分割可倒式シートを備え、後席を倒せば大きな荷物にも対応しやすい。ヤリスも日常の買い物には十分だが、リアシートや荷室まで頻繁に使うなら、ノートのほうが余裕を感じやすい。
結論として、燃費と価格を最優先するならヤリスHYBRID Xが強い。ガソリンXまで含めれば、安く買える選択肢も豊富だ。ただし、後席に人を乗せる機会が多い、荷物もそれなりに積む、そして毎日の走りに電動感の気持ちよさが欲しいならノートXが幸せだ。ヤリスは財布にやさしい優等生。ノートは使い勝手と走りの満足感で選びたくなる1台だ。
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