シビックe:HEV RSついに試乗で圧倒的な走りの快感!! 「ハイブリッドがつまらない」なんてもう時代遅れ!?

シビックe:HEV RSついに試乗で圧倒的な走りの快感!! 「ハイブリッドがつまらない」なんてもう時代遅れ!?

 登場で「目からウロコ!」という人もいるのではないだろうか。ホンダ シビックe:HEVに、走りの「RSグレード」が追加された。プレリュードにおいてハイブリッドで走る楽しさを知らしめた「S+シフト」を採用しての堂々の登場だ!!

※本稿は2026年4月のものです
文:ベストカー編集部・梅木智晴/写真:奥隅圭之、ホンダ ほか
初出:『ベストカー』2026年5月26日号

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追加されてみて「なんでなかった!?」と思う不思議

ホンダ シビックe:HEV RS。ハイブリッドの走りを楽しくする「S+シフト」の採用はプレリュードに続いて2車種目となる
ホンダ シビックe:HEV RS。ハイブリッドの走りを楽しくする「S+シフト」の採用はプレリュードに続いて2車種目となる

●ホンダ シビックe:HEV RSのポイント
・e:HEVの動力性能で味わうRSのハンドリング
・ダンパー応答性を7%向上
・スプリング、スタビライザー剛性アップによりロール剛性11%アップ
・ステアシステムのトーションバネレート60%アップ
・S+シフトを採用
・専用開発グッドイヤータイヤ装着

 逆になんで最初からなかったんだろう? と思ったのがe:HEVのRS。

 シビックは地道に進化し続けていて、現状もの凄く洗練された乗り味を手に入れている。

 現行型シビックの登場は2021年8月。マイナーチェンジとともにRSが追加されたのは2024年9月のことだったが、RSは1・5Lガソリンターボに6速MTを組み合わせたパワートレーンだけに設定された。

 「RS」はシビックにとっては特別な名称だ。1972年に登場した初代シビックのスポーティモデルとして設定されたRSに端を発する。

 一般的に「レーシングスポーツ」の頭文字とされるRSだが、シビックでは「ロードセーリング」、すなわちヨットが海面をスイスイと走るように、軽快なフットワークで道を走るクルマと定義されたのだ。

モーター動力でRSの理念を存分に味わえる!

e:HEVのパワーユニットは標準グレード車と同じだが、S+シフトでスポーティ感が増した
e:HEVのパワーユニットは標準グレード車と同じだが、S+シフトでスポーティ感が増した

 パワートレーンは基本的には現行型シビックに搭載されるe:HEVだ。2L直4エンジンで発電して、184ps、32.4kgmのモーターで駆動する。

 RS専用としてプレリュードで初搭載された「S+シフト」が追加されたのがトピック。プレリュードでは全ドライブモードでS+シフトを選択できたが、シビックRSではスポーツモードのみでS+シフトが機能するのが相違点。

 擬似的に8段変速を作り出し、モーターのトルク変動とエンジン回転をリンクさせているので、全開加速をすると、あたかもエンジン駆動のDCTのように「コーンッ、コーンッ〜」とステップシフトをしていく。

 そしてコーナー手前でブレーキングをすると、減速に応じて「パーン、パーン」とシフトダウンを演出するので、一瞬「あれ? エンジン車を運転しているんだっけ?」と錯覚するほど。

 しかも、本当のエンジン駆動と異なり、アクセルレスポンスはモーターならではの足裏直結なので、コーナーでの姿勢制御やトラクション制御はドライバーの意のまま自由自在。

 試乗では標準仕様のe:HEVモデルとの比較ができた。

 もともと前輪の接地に優れ、舵の効きがよく懐の深いハンドリングが魅力のシビックなのだが、RSはさらに舵の効きがダイレクトで、切り始めのわずかなステアリングの動きに敏感に反応してくれるので、山道を走るのが楽しくなってくる。まさに「ロードセーリング」だ。

 e:HEVだからもちろん2ペダル。ガソリンエンジンRSとは一味違った、2ペダルで楽しむRSは魅力大だ。

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