ミライースターボの登場やショーモデルのFRコペンへの期待感から、ダイハツへの注目度が急上昇中だ。今でこそ少し地味に見えるダイハツだが、1970年代以降、元気なクルマや独創的なクルマを登場させてきた本気度大のメーカーなのだ!!
※本稿は2026年4月のものです
文:片岡英明/車両解説:永田恵一/写真:ダイハツ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年5月26日号
スポーツもあり個性派もあり!

2026年3月19日、ミライースに64psの直3ターボと5速MTを組み合わせ、ロールケージやフロントスーパーLSDなども装備するミライース・チューンドbyDスポーツレーシングが発表された。299万8600円で100台限定だが、ダイハツの本気を感じさせる硬派モデルだ。
ダイハツは1907年に内燃機関の国産化を目指して創業した名門メーカーで、高い技術力が評判を呼んでいる。1967年11月にトヨタと提携を結び、これ以降は軽自動車とスモールカーを中心に、時代の求める新しい価値を創造し続けてきた。
1970年は本気グルマを積極的に投入した年だ。フェローはスペース効率に優れたFF方式に転換した。リーダーは、NAエンジンでリッターあたり111psの40psを実現したフェローMAXだ。これに続いて粋なハードトップも送り出す。
もう一台がフルオープンのフェローバギィである。ショーカーだったが、評判がよかったため100台限定で発売した。フェローの商用車をベースに軽量なFRP製ボディを架装する。
モータースポーツにも積極参戦
1977年、群を抜く燃費の3気筒エンジンを搭載するシャレードを投入。1983年デビューの2代目は、世界最小のディーゼルエンジンが話題をさらった。1984年にはディーゼルターボも投入している。
また、エンジン供給で提携していたデ・トマソとの日伊合作、イタリア製ドレスアップパーツを装備したボーイズレーサーのデ・トマソターボも誕生した。ラリー参戦のために排気量を926ccに下げた926ターボも見逃せない一台だ。
1987年には3代目シャレードを送り込む。DOHC4バルブターボ搭載のGTti(後期型はGT-XX)はパワフルだし、ブレーキも4輪ディスクと気合が入っている。1990年代以降はラリー参戦と4WD車開発のノウハウと技術を注いでモータースポーツファンのためにストーリアX4やブーンX4を市販に移した。
【画像ギャラリー】70年代からダイハツは尖ってた!? 希少な名車フェローバギイ&フェローMAXの貴重な実車ショット大公開!(28枚)画像ギャラリー軽のスポーツモデルやオープンモデルも
第2世代のミラの本気グルマは、ターボで武装したTR-XXだ。64ps規制が敷かれた1990年代の傑作は、クロスオーバーSUVを先取りしたミラターボRV-4だろう。EFIターボにフルタイム4WDを組み合わせ、オンでもオフでも痛快な走りを楽しめる。
大胆なデザインに脱着式の後席を採用した大人の隠れ家、ネイキッドも度肝を抜いた軽カーだった。
21世紀になるとアクティブトップのコペンを投入。限定でコペンターボを、これに続いてコペンGRスポーツも送り出している。
ダイハツの本気グルマはいつも刺激的だ。
【画像ギャラリー】70年代からダイハツは尖ってた!? 希少な名車フェローバギイ&フェローMAXの貴重な実車ショット大公開!(28枚)画像ギャラリー































コメント
コメントの使い方