新型RAV4は魅力満点だが、販売店では事実上新規受注が難しい状況。そこで注目したいのが先代RAV4の中古車だ。すぐ乗れる強みは大きいが、人気SUVだけに安くはない。新車待ちと中古即納、どちらが幸せなのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】フルモデルチェンジしたばかりなのにもう懐かしい!? 先代RAV4のアドベンチャーとPHVをイッキ見!(18枚)画像ギャラリー新型は最新装備が魅力、でも「待つ時間」もコストだ
新型RAV4はかなり強い。ハイブリッドのアドベンチャーが450万円、Zが490万円、PHEVのZが600万円、GRスポーツが630万円。ハイブリッドはE-Fourのみで、WLTCモード燃費はアドベンチャーが22.9km/L、Zが22.5km/Lだ。最新Toyota Safety Senseやトヨタ初採用のAreneなど、中身はしっかり新世代。安全装備やコネクテッド機能まで含めれば、当然ながら新型の満足度は高い。
ただし問題は「欲しい時に買えるか」だ。RAV4はもともと人気が高く、新型も注目度は抜群。販売店によっては新規受注が事実上難しいケースもあり、納期どころか商談の入口で足踏みすることもある。クルマは欲しい時が買い時、という読者にはこの待ち時間がなかなか重い。車検、家族構成の変化、いま乗っているクルマの故障など、生活側の都合は新型の供給を待ってくれないのだ。
先代中古は即戦力。ただし「安いから買う」は危険
そこで浮上するのが先代RAV4の中古車だ。2019年登場の先代は、いま見てもデザインの鮮度が高い。アドベンチャー系のタフな見た目、ハイブリッドの燃費、広い荷室、扱いやすいボディサイズなど、SUVとしての基本力はまだまだ一線級だ。
中古車検索サイトでは掲載台数も多く、2019年式~2023年式を中心に300万円台前半から400万円台前半の物件が目立つ。新型Zの490万円やPHEVの600万円を見たあとだと、先代中古はかなり現実的に映る。
ただし、RAV4は中古でも人気者。とくにアドベンチャー、ハイブリッド、PHV、低走行、サンルーフ付きなどは価格が落ちにくい。先代最終型のハイブリッドアドベンチャー オフロードパッケージIIは当時の新車価格が453万2000円だったため、状態のよい中古が400万円台なら「爆安」とまではいえない。新型との差額、保証、車検残、タイヤや消耗品まで見て判断したい。
結論は、最新装備と長く乗る安心を重視するなら新型待ち。いっぽう、今すぐRAV4に乗りたいなら先代中古はかなりアリだ。狙い目は300万円台中盤のハイブリッドG、または見た目重視のアドベンチャー系。新型が買いにくい今、先代RAV4は単なる旧型ではない。「待てない人の妥協」ではなく、「すぐ遊びに行ける賢い選択」なのである。
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