これがイチ押しのスーパーキャリイXリミテッドの5MT!
一方、2022年4月には、キャリイも改良を実施。従来のキャリイには3速ATが多く設定され、ギヤ比の配分も粗かったがATが4速に改良され、アイドリングストップも採用。その代わり1組のクラッチを使う5速AGS(オートギヤシフト)は廃止された。
2023年12月にはキャリイ&スーパーキャリイが一部改良と、スーパーキャリイの特別仕様車Xリミテッドが発表された。このXリミテッドが今回のイチ押し車だ。
睨みを効かせたヘッドライトが過去イチ、カッコいい! 特別仕様車のXリミテッドはフロントバンパーやフォグランプベゼルなどをブラック仕上げのほか、ブラックメタリックの専用スチールホイールを装備している。
ボディカラーはツールオレンジをはじめ、アイビーグリーンメタリック、モスグリーンメタリック、デニムブルーメタリックというオシャレなボディカラーもポイント。ボディサイドに入った「MT MOUNTAIN TRAIL」というデカールもカッコいい。
白とかシルバーだと作業車に見られがちだが、このボディカラーだと、明らかにレジャーでビシバシ使うラギッドなRV車と見られるだろう。
一部改良の内容は、全グレード共通装備として安全・快適アイテムを大幅に充実させているのがポイント。フロント回りは、LEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)が全車標準装備されたほか、フロントガーニッシュ&アンダーガーニッシュのデザインが変更された。
室内では、デジタルメーターをはじめ、インパネポケットやセンターポケット、インパネドリングホルダーやシート一式ヘッドレストなどが装着されている。
安全装備では、デュアルセンサーブレーキサポートIIに加え、低速前進時ブレーキサポートやフロント/リアのパーキングセンサー、車線逸脱抑制機能を装備。
さらに先行車や信号の切り替わりを知らせる発進お知らせ機能や、車両進入禁止・一時停止・赤信号に対応した標識認識機能、エマージェンシーストップシグナルも備える。ついに軽トラにも普通乗用車と同じ安全装備が装着される時代になったのだ。
スーパーキャリイの最大のポイントは室内スペースの広さだ。前席後ろにちょっとした荷物も置けるし、リクライニングできるので疲れた時にシートバックを倒せばゆったりできるのだ。
運転席のシートスライド量は軽トラック最長の180mmを実現。シート位置は18段の調節ができ、最前端までスライドしなくても最大40度のリクライニングが可能だ。
もちろん、MTも用意されている。この5速MT車が超おススメ。実際に、街中で走ってみると、とにかく軽くて楽しい。軽のジムニーよりおもしろいかもしれない。
エンジンをぶん回すと速い! ということはないが、MTを操作する楽しさは、何か昭和50年代のクルマのようなどこか懐かしさを感じるのだ。おじさんにはピッタリかもって思ってしまった。
個人的に一番軽トラって凄いと感じたのは小回り性能。最小回転半径は、ハイゼット、キャリイは3.6m、アクティトラックが3.6~3.7m。軽乗用車のN-BOXは4.5~4.7mだから、狭い路地など気にせずに走ることができた。
スーパーキャリイは、ハイゼットジャンボよりも価格が安いので、予算を抑えたい場合はスーパーキャリイ。ちなみにハイゼットジャンボは、スーパーキャリイよりも車体が少し大きく、荷台も広い。
さて気になる価格とはいうと、キャリイは117万2600円(2WD、5MT)~、スーパーキャリイは129万1400円(2WD、5MT)~。今回おススメのスーパーキャリイXリミテッドは2WDが5MT=156万9700円、4AT=164万6700円。4WDは5MTが172万3700円、4ATが180万700円。
財布をそんなに傷めない価格ではないだろうか。筆者はいつか、スーパーキャリイを買って、荷台にCARGOを載せて車中泊仕様にして全国を旅してみたい……。
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