2026年2月に日本へ復活したホンダCR-V。512万2700円からという価格だけ見ると、かなり上級SUVだが、そのぶん室内と荷室の実力は濃い。5人乗りに割り切った広さ、e:HEVの静かさ、後席の快適性。週末に荷物を積んで出かけ、時には車中泊も狙えるSUVなのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ホンダ最上位SUVの荷室と後席がコレ!! 街乗りもレジャーも映えるCR-Vのショットを細部まで大公開!(15枚)画像ギャラリー5人乗りに割り切った強み!! 荷室の使いやすさはかなり高い
新型CR-Vは3列シートを用意せず、全車5人乗りだ。ミニバン的な多人数用途を捨てた代わりに、後席と荷室にしっかり余裕を振ったパッケージが魅力。ボディサイズは全長4700mm、全幅1865mm、全高1680mm、4WDは全高1690mm。室内長は1935mm、室内幅は1565mmと、堂々たる上級SUVらしい広さを持つ。
荷室はホンダが大容量ラゲッジスペースとうたうだけあり、ゴルフバッグ、自転車、サーフボードなどにも対応する設計だ。荷室床面と開口部の段差を少なくしているのもいい。重いキャンプ道具やクーラーボックスを積む時、この“引っかかりにくさ”は地味に効く。
車中泊目線でも、5人乗り専用という割り切りはプラスだ。後席を倒せば広い荷室空間を作りやすく、大人1人の仮眠や、マットを敷いた簡易泊なら十分に現実的。もちろん完全なフラットベッドではないので、段差を埋めるマットは欲しい。それでも、週末の釣り、キャンプ、フェス帰りの仮眠なら、かなり頼れる相棒になる。
後席の広さとeの静かさが週末移動をラクにする
CR-Vのよさは、荷物が積めるだけではない。リアシートは前後スライドに加え、8段階リクライニング機構付き。荷物を多く積みたい時は前へ、後席でゆったり過ごしたい時は後ろへ。移動中の快適性と荷室の広さを使い分けられるのが強い。後席用USBチャージャーも備わるため、家族や友人とのロングドライブでもスマホ充電に困りにくい。
走りは2.0L e:HEV。FFのWLTCモード燃費は19.8km/L、4WDは18.2km/L、ブラックエディション4WDは18.0km/Lだ。e:HEVはモーター走行の滑らかさと静かさが魅力で、高速移動後の疲れ方もガソリンSUVとはひと味違う。車内で休む時間まで含めると、この静粛性はかなりありがたい。
価格で選ぶならe:HEV RS FFの512万2700円。雪道やキャンプ場まで考えるなら、最低地上高210mmの4WD系も魅力だ。最上級のブラックエディションは577万9400円と高いが、電動パノラミックサンルーフやシートベンチレーションまで備え、旅の気分は一段上がる。
結論として、CR-Vは本格車中泊専用車ではない。だが、荷物を積み、後席でくつろぎ、静かに遠くへ走る週末SUVとしてはかなり優秀だ。寝るためだけではなく、遊びに行く道中まで気持ちいい。そこがCR-Vのうまいところだ。
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