新型エルグランドが7月に発売され、ラグジュアリーミニバンの勢力図が大きく変わる可能性がある。現状ではエルグランドとアルファードのどちらに早く乗れるのか。両者の納期を比較してみた。
文:佐々木 亘/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新型エルグランド 2列目の便利さでアル/ヴェルからの王座奪還を期待! そしてホンダ エリシオンの復活で新型エルグランドVSアル/ヴェルとの三国志も熱望します!(18枚)画像ギャラリー第二代ラグジュアリーミニバン級王者アルファード
トヨタ アルファードといえば、国産ラグジュアリーミニバンの絶対的な王者だ。
2023年6月にフルモデルチェンジを果たした現行4代目(40系)は、精悍さとエレガントさを兼ね備えた外観に一新され、インテリアには上質な素材と広大な室内空間を誇る。パワートレインはガソリンとハイブリッドに加え、2025年1月には日本のミニバン初となるPHEV(プラグインハイブリッド)が加わった。2026年6月3日に一部改良も施され、新型エルグランドを迎え撃つ格好だ。
ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1950mmと堂々たる存在感を持ち、価格はGのガソリングレードが約559万9000円から。ファミリーユースから法人の送迎まで、幅広い用途で支持を集めており、「ハイヤーといえばアルファード」というブランドイメージはもはや揺るぎない。
その人気ゆえに課題となってきたのが「納期」だ。モデルチェンジ直後は受注が殺到し、数年にわたって1年以上待ちという状況が続いた。しかし、一部改良後は注文も可能な状態になり、納期はガソリンモデルで4ヶ月程度。HEVは3ヶ月と比較的短く、PHEVに関しては2ヶ月となっている。
最長の納期のグレードでも、年内(11月下旬~12月)には納車が可能といったところだろう。
ついに16年の沈黙を破り王座奪還へ、初代王者エルグランド
一方、長らく沈黙を守ってきた日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」が、ついに16年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。新型は2025年10月のジャパンモビリティショー2025で世界初公開。2026年5月28日に先行受注を開始し、2026年7月に発売される。
デザインコンセプトは「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」。日本の伝統工芸「組子」をモチーフにしたフロントグリルや、日本庭園の「間(ま)」を取り入れたサイドパネルの大面構成など、過剰な装飾を排した「引き算の美」が特徴だ。ボディサイズは全長4,995mm×全幅1,895mm×全高1,975mmと、アルファードをわずかに上回る堂々たるサイズとなっている。
パワートレインは全グレード共通で第3世代e-POWER(1.5L直3ターボ+5-in-1ユニット)と電動4WD「e-4ORCE」を組み合わせ。2WDやガソリン単体の設定はない。
車両価格はe-POWER Xが689万7000円から。グレード別やオプション装備となるが最先端の「プロパイロット2.0」やインテリジェントダイナミックサスペンションも搭載され、「日産の最新技術全部盛り」と評されるほど充実した装備が誇らしい。
現状でエルグランドの納期は4~5ヶ月程度という販売店からの情報で、実際の納車は11月下旬ごろからスタートする模様。今からの注文だと年内納車はギリギリといったラインであろう。また、フジドーン+シゴクのツートーンカラーが人気で、こちらは納期が8か月以上かかるようだ。
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