ライズのハイブリッドは今こそ狙い目? ガソリンとの価格差と走りの違いをチェック

ライズのハイブリッドは今こそ狙い目? ガソリンとの価格差と走りの違いをチェック

 トヨタ ライズは180万円台から狙えるガソリン車のインパクトが強いが、実はハイブリッドもかなり気になる存在だ。価格差は約30万円。燃費だけで元を取るか、走りの気持ちよさまで含めて選ぶか。小さなSUVの悩ましい本命をチェックする!

文/写真:ベストカーWeb編集部

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約30万円高いが、燃費差はかなり大きい

ライズのハイブリッドモデル。1.2L+モーターのパワーユニットを搭載しており、燃費もWLTCモードで28.0km/Lの数値を誇る
ライズのハイブリッドモデル。1.2L+モーターのパワーユニットを搭載しており、燃費もWLTCモードで28.0km/Lの数値を誇る

 現行ライズのハイブリッドは2WDのみの設定で、価格はGが226万3800円、Zが244万2000円。これに対してガソリン2WDはGが195万8000円、Zが215万2700円だ。価格差はG同士で30万5800円、Z同士で28万9300円。ざっくり30万円高い、という見方でいい。

 では燃費はどうか。WLTCモード燃費はハイブリッドが28.0km/L、ガソリン2WDが20.7km/L。数値上の差は7.3km/Lと大きい。ガソリン車も1.2Lで十分に低燃費だが、毎日の通勤、買い物、子どもの送迎などで走行距離が伸びる人なら、ハイブリッドの燃費のよさはじわじわ効く。

 ただし、燃料代だけで30万円差をすぐ回収できるかといえば、そこは使い方次第。年間走行距離が短い人なら、ガソリン車の安さが強い。逆に年間1万km以上走る人、渋滞の多い市街地をよく走る人なら、ハイブリッドのうまみが見えてくる。ライズは軽さとサイズ感が魅力のSUVだけに、燃費のよさを日常で体感しやすいのもポイントだ。

走りの滑らかさで選ぶならハイブリッドが気持ちいい

OEM元であるダイハツ ロッキーと共通のハイブリッドシステム
OEM元であるダイハツ ロッキーと共通のハイブリッドシステム

 ライズのハイブリッドは、燃費だけのグレードではない。エンジンは主に発電を担当し、駆動はモーターが担う電動感の強いタイプだ。モーター最高出力は78kW(106PS)、最大トルクは170N・m。ガソリン2WDの1.2Lエンジンが64kW(87PS)、113N・mだから、発進時の力強さやアクセル操作に対する反応はハイブリッドのほうが頼もしい。

 とくに街中ではこの差がわかりやすい。信号からスッと出る、低速でギクシャクしにくい、加速がなめらか。小さなSUVなのに、ちょっと上級な乗り味に感じられるのがハイブリッドの魅力だ。さらにZなら電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドも備わり、毎日の運転がラクになる。

 一方で、4WDを選びたい人はガソリン車一択。ライズのハイブリッドに4WDはない。雪道や山間部をよく走るなら、1.0Lターボのガソリン4WDを選ぶほうが安心だ。

 結論として、価格重視ならガソリンGまたはZが堅実。だが、街乗り中心で静かさ、滑らかさ、燃費まで欲しいならハイブリッドはかなり狙い目だ。約30万円差は安くない。でも、ライズを「安いSUV」ではなく「気持ちよく乗れるコンパクトSUV」として選ぶなら、ハイブリッドZの満足度はなかなか高い。

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