ファミリー層から絶大な支持を集めるMクラスミニバン。なかでもホンダ ステップワゴン、日産 セレナ、トヨタ ヴォクシーのハイブリッド仕様は、熾烈な販売競争を繰り広げる永遠のライバルだ。今回はそれぞれの売れ筋グレードをピックアップし、燃費や価格、使い勝手から今のベストバイをガチで検証する!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ、日産、トヨタ
【画像ギャラリー】日本が誇る3大ミニバン・ステップワゴン、セレナ、ヴォクシーをイッキ見!(21枚)画像ギャラリー燃費と価格のガチ比較! コスパと走りのバランスはどうだ
まずはクルマ選びの最重要ポイント、燃費と価格をチェックしていこう。対象車にはそれぞれの人気グレードを選んでみた。ステップワゴンが「e:HEV スパーダ」、セレナが「e-POWER ハイウェイスターV」、ヴォクシーが「ハイブリッド S-Z」だ(すべて2WD)。
まず価格だが、セレナが377万5200円と最もリーズナブル。次いでステップワゴンが399万8500円、ヴォクシーが412万7200円と続く。 燃費性能(WLTCモード)は、ヴォクシーが23.4km/Lで頭一つ抜けている。ステップワゴンは19.6km/L、セレナは19.0km/Lだ。
パワートレーンの特徴も見逃せない。ヴォクシーは1.8Lエンジンをベースにした定番のハイブリッドで、実燃費の高さが最大の魅力だ。対するセレナは1.4Lエンジンを発電専用とするシリーズハイブリッド「e-POWER」を採用し、100%モーター駆動の滑らかな走りが持ち味といえる。
ステップワゴンは、2Lエンジンと2モーターを組み合わせた独自のe:HEVを搭載する。モーターの最高出力は184ps、最大トルクは315Nmと強力だ。市街地ではモーターのみで静かに走り、高速巡航時はエンジン直結モードに切り替わる。モーター駆動の力強さと、長距離ドライブでの効率性を高次元で両立しているのがステップワゴンの強みだ。
決め手は使い勝手!? 2列目シートと先進装備をチェック
日々の満足度を左右する使い勝手や先進装備はどうだろうか。
ヴォクシーは、「トヨタチームメイト」による高度な駐車支援や運転支援機能など、最新装備の充実ぶりが光る。セレナは、高速道路での運転をサポートする「プロパイロット」の安心感に加えて、e-POWERでも8人乗りを選べるシートアレンジの柔軟性が嬉しいポイントだ。
一方、ステップワゴンの見逃せない魅力が、圧倒的な居住性とパッケージングだ。2列目キャプテンシートの座り心地はクラス最高レベルで、前後左右にスライドできるため多彩なアレンジが可能。
さらに、軽く触れるだけで開閉できる静電タッチセンサー式パワースライドドアを採用し、日常の使い勝手も抜群だ。 3列目シートが床下収納式なのも大きなメリット。リアゲートを開けたとき、荷室の空間が四角くスッキリ使えるのはステップワゴンならではの特権といえる。
燃費重視ならヴォクシー、価格とスムースな走りならセレナだが、走りの質感や居住空間のゆとり、リアの積載性といったミニバンとしての総合力を求めるなら、ステップワゴン e:HEV スパーダも捨てがたい。あとは実車に乗って、その全方位の仕上がりを体感してほしい。
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