歳をとると起こりがちな運転中の困りごと。夜道が怖い、腰痛で長距離運転がツラい、乗り降りがおっくうになる、駐車が面倒、渋滞でヘトヘトになるなど、身に覚えがある人も少なくないハズ。しかし、そんな困りごとをクルマ側で解決できるなら……そんなクルマをおじさんたちは選ぶべし!
文:FK/写真:スズキ、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ
【画像ギャラリー】50代からは快適なクルマが一番!(15枚)画像ギャラリー何もかもがおじさんにやさしい、日本の家族の生活に寄り添うトヨタの「シエンタ」
2022年8月にデビューした現行のシエンタは、先行予約の段階で約3週間に2万台超の受注を記録した人気モデル。
コーナー部を丸くしてコンパクトに見せる“シカクマルシルエット”がアイコニックな洗練されたエクステリアもさることながら、まったり&ゆったり過ごせる快適な居住空間は大きな魅力となっている。
すべてのグレードで7人乗りと5人乗りが選べるシエンタ。
最大1000mmの前後カップルディスタンスを確保。高い室内高に加え、低いベルトラインやサイドガラスを立てたデザインによって、広くて開放感のある室内空間を実現。
インテリアもシンプルかつ統一感をもたせたデザインを追求するとともに、水平基調のインパネが室内空間の広がりと車両感覚のつかみやすさに大きく貢献している。
加えて、地面からの高さが約625~645㎜のヒップポイントが絶妙な設定で、腰への負担が少なく、街乗りで疲れにくいことも特筆すべきポイントといえるだろう。
また、財布にやさしい低燃費性能も庶民の味方。ハイブリッド車・ガソリンエンジン車の両モデルに採用した1.5リッターのダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)はいずれもクラストップレベルの燃費性能を実現しているが、なかでもハイブリッド車はWLTCモード走行燃費28.8km/Lを達成している。
5ナンバーサイズで扱いやすいことに加え、居住性・安全性・経済性も高いレベルで融合している現行シエンタ。パッと見が欧州車っぽく見えるところも、おじさんの物欲を激しく刺激するのでは?
スズキの「ソリオ」は派手さはないものの、おじさんにうれしい装備が充実
コンパクトで取り回しの良いボディと広い室内空間を両立したソリオは後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーの採用、乗り降りのしやすいレイアウトなど、使い勝手の良さに優れたコンパクトハイトワゴンとして2020年12月にデビュー。
その最たる特徴は先代モデルから全長を80mm延長し、荷室床面長を100mm拡大して大きな荷室と広く使える室内空間の両立を実現していること。
加えて、HYBRID MZとHYBRID MVには、より快適な環境を整えるべくスリムサーキュレーターを標準装備。
夏に後席まで涼しくしようとすると前席が涼しくなりすぎたり、冬は後席が暖かくなりづらかったり……そんな前席と後席の温度差問題を解消してくれるのがスリムサーキュレーターで、室内の空気を循環させ、温度ムラを抑えてくれる。
さらに忘れてならないのは、面積が広いフロントガラスと高いアイポイントによって実現した運転席からの見晴らしの良さ。運転のしやすさもソリオの特徴といえるだろう。
また、狭い場所で乗り降りしやすい後席両側のスライドドアはスイッチひとつで自動解錠&自動オープンが可能(HYBRID MXとHYBRID MGは後席左側のみに対応)。
ステップの高さも地面から365mmという低床設計が行われており、乗り降りの際に腰や膝にかかる負担が少ないこともおじさんにはうれしいポイントかもしれない。
2025年1月に行われた一部仕様変更ではフロントマスクを刷新して、より精悍さを増したソリオ。他社のライバルたちに比べてやや地味な印象は否めないが、実はおじさんの琴線に触れる装備が充実している1台であることは間違いない。
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