日産 ノートは5ナンバーなのに、上級版のノート オーラは3ナンバー。「車体が少し大きいだけなのに、税金まで高くなるの?」と心配する人もいるはずだ。だが結論からいえば、3ナンバーだから税金が高いわけではない。では、オーラはなぜ全幅を4cmも広げたのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】禁断の比較!? ノートとノートオーラの内外装を徹底チェック!(15枚)画像ギャラリー3ナンバーでも毎年の自動車税はノートと同額
現行ノートのボディサイズは全長4045×全幅1695×全高1520mm。対するノート オーラは全長4045×全幅1735×全高1525mmだ。全長は同じで、全幅はオーラが40mm広い。
小型乗用車の枠は全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2m以下などと定められている。ノートは全幅1695mmで5ナンバーに収まるが、オーラは1.7mを35mm超えるため3ナンバーとなるのだ。法令上の区分で決まるもので、高級車の証しでも増税の目印でもない。
毎年納める自動車税はナンバーではなく、基本的に総排気量で決まる。両車とも発電用エンジンは排気量1198ccなので、2019年10月以降に新規登録された自家用車の標準税額は年3万500円で同額だ。3ナンバーというだけで税負担が増える心配はない。
4cmは室内の広さより“踏ん張り感”に効く
興味深いのは、ノートとオーラの室内幅がともに1445mmという点。増えた40mmが、そのまま室内の余裕になったわけではない。オーラは張り出したフェンダーとワイドなトレッド、205/50R17タイヤによって、低く踏ん張ったような外観と安定感を演出している。ノートの着せ替え版ではなく、“小さな高級車”らしい存在感を作るための4cmなのだ。
もっとも、取り回しはノートが一歩リード。最小回転半径はノートの4.9mに対してオーラは5.2mとなる。ただし全幅差は片側にすればわずか20mm。極端に扱いにくくなる寸法ではないが、狭い駐車場では事前に確認したい。
つまり、オーラの3ナンバー化は増税ではなく、デザインと走りの上質化が目的。税金を恐れて候補から外す必要はない。判断材料にすべきはナンバーの数字より、駐車環境とオーラならではのワイドな佇まいに魅力を感じるかどうかだ。
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