2019年に生産を終了するまで、4代に渡って愛された三菱 パジェロ。ここではそんなパジェロの代数には入らないが多くの人に親しまれた「小さなパジェロ」と、限定車や特別仕様車、専用カラーリングの「特別なパジェロ」をご紹介する。
※本稿は2026年6月のものです
文:大音安弘/写真:三菱、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年7月26日号
パジェロの「弟分たち」バリエーションモデルも人気
初代のヒットにより、日本のRVシーンをけん引したパジェロ。バブル期に登場しメガヒットした2代目モデルでは、高性能化により乗用性能が向上されたが、同時に高価格化も進んだ。
その現状を受け、より身近なパジェロとして企画されたのが、1994年登場の初代パジェロミニだ。しかし、軽と侮ることなかれ。本家よりもひと足早くビルトインラダーフレーム付き専用モノコックボディを開発。シンプルなパートタイム4WDながら、扱いやすさと手頃な価格を実現し、大人気を博した。
兄貴分となるパジェロジュニアは、そのミニをベースに、ワイドトレッド化で、走行性を向上。室内空間こそミニ譲りだったが、よりワイルドな外観がパジェロらしさを強めた。
1998年の軽自動車規格の改正により、骨格を含め、大幅改良を図った2代目ミニに進化。同時にジュニアの後継として、パジェロイオが誕生。ミニ同様、ビルトインラダーフレーム構造であるが、完全専用設計で、新開発のビスカスカップリング式フルタイム4WD「SS4-i」を採用した。
新技術満載の背景には、小さなパジェロの成功を受け、イオが世界戦略車となったから。その後、海外では日本よりも長く2014年まで製造が続き、身近なパジェロとして愛された。
思い出してほしい「特別なパジェロ」
パジェロシリーズは本家、ミニ、ジュニア&イオとも例外なく頻繁に改良を施してSUV(クロカン)として進化を続けた。
さらに特筆すべきは限定車、特別仕様車に超個性派や憧れの存在となるモデルが多数あること。上に挙げた「ロスマンズスペシャル」ほか、ギャラリー内でご紹介している。























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