ついに登場したフェラーリ ルーチェ。フェラーリ初のBEVというのもさることながら、話題はそのデザイン。これまでのフェラーリの系譜に当てはまらないその姿に、自動車ファンからは賛否両論なのだ。このデザイン、あなたはどう思う!?
※本稿は2026年6月のものです
文:西川 淳、国沢光宏、ベストカー編集部/写真:フェラーリ ほか
初出:『ベストカー』2026年7月26日号
フェラーリ初のBEV「ルーチェ」のデザインは賛否両論!
●フェラーリ ルーチェとは?
フェラーリ初のBEVで、全長5026×全幅1999×全高1544mm。各タイヤに1基、合計4モーター(システム出力は772kW:1050ps)で駆動。
問題のデザインは元Appleのジョナサン・アイブ氏とマーク・ニューソン氏が主宰するLoveFromが担当。価格は55万ユーロ(約1億1700万円)から。
発表と同時に非難轟々!?
フェラーリ初のBEVであるルーチェ。発表するや否や世界が騒然。発表直後に株価も大暴落するなど凄いことに。
賛否両論あり「伝統を汚す恐れがある。フェラーリのエンブレムを外してほしい」(モンテゼーモロ元会長)など否定派が大勢を占めるなか、若干ながら賛成派も存在。
創始者のエンツォは天国でどう感じている?
【賛】スーパーカーの“ステータス”を好まない人のフェラーリ(西川 淳)
世の中にはフェラーリを知っていても、乗ったことのない超富裕層がごまんといらっしゃる。
ルーチェは、F1や既存のスーパーカーの“ステータス”を好まぬ、というか、これまで無関係だった超富裕層のためのまったく新しいフェラーリで、だから既存のクルマ好きが否定すればするほど“いいクルマ”になる。
そもそもマラネッロは、例えばジャガーのように、新型BEVに自分たちの命運をすべて託したわけじゃない。12気筒だって8気筒だって残っている。言ってみれば「地球もまだまだいいけれど月も楽しそうだよね」という感じ。
それにアルファードやクラウンスポーツがカッコいいという時代にあって、ルーチェがカッコよくないという理由もまた私にはよくわからない。
【否】クルマ好きの多くが「どうしちゃったの?」だと思う(国沢光宏)
おそらく世界中のクルマ好きの多数派からすれば、「どうしちゃったの?」だと思う。酷いにもほどがある。フェラーリの財政を立て直したモンテゼーモロ元会長も「跳ね馬のロゴを外せ」とご立腹とか。
ルーチェのデザイン、元アップルの最高デザイン責任者だった人が立ち上げた『LoveFrom』というところが手がけたのだけれど、テスラをリスペクトしていると聞いた。
テスラがピュアな自動車好きの話題にならないのと同じく、ルーチェもユーザー層が限られると思う。初期ロットは完売というので支持する人はいるだろうけれど、少なくとも私はまったく興味なし。
まぁ「あんたは1億円のクルマなんか買えないでしょ」と言われたらそのとおりなんですけどね。
【画像ギャラリー】ウワサのフェラーリ初BEVルーチェの内外装を大公開! EVでもフェラーリらしさはあるか!?(21枚)画像ギャラリー

























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