ディーゼルの代わりは2.5Lマイルドハイブリッド!! CX-30の新エンジンは何がいい?

ディーゼルの代わりは2.5Lマイルドハイブリッド!! CX-30の新エンジンは何がいい?

 2026年7月の商品改良で、CX-30は1.8Lディーゼルを廃止し、新たに2.5Lガソリンのマイルドハイブリッドを投入した。好燃費と太いトルクを誇ったディーゼルの穴は埋められるのか。スペックと仕組みから、e-SKYACTIV G 2.5ならではの魅力を探ってみよう。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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排気量の余裕とモーターアシストが効く!

CX-30の心臓部。左側はSKYACTIV-Dを搭載したモデル。2026年7月にCX-30はディーゼルモデルを廃止。「e-SKYACTIV G 2.0」「e-SKYACTIV G 2.5」のラインアップに
CX-30の心臓部。左側はSKYACTIV-Dを搭載したモデル。2026年7月にCX-30はディーゼルモデルを廃止。「e-SKYACTIV G 2.0」「e-SKYACTIV G 2.5」のラインアップに

 e-SKYACTIV G 2.5は、2.5L直列4気筒自然吸気エンジンにM ハイブリッドを組み合わせる。最高出力179ps、最大トルク238Nmで、2Lの156ps/199Nmに対して23ps、39Nm上回る。ターボに頼らず排気量の余裕で力を生み出すため、アクセル操作に対する反応が自然で、高速道路への合流や追い越しでも頼もしそうだ。

 M ハイブリッドは、減速時のエネルギーをISGで電力に変えてリチウムイオン電池へ蓄え、発進や加速時にモーターでエンジンをアシストする仕組み。モーター自体は5kW(6.8ps)/48.5Nmで、モーターだけでグイグイ走るストロングハイブリッドとは役割が違う。発進時のもたつきを抑え、アイドリングストップからの再始動を滑らかにする、いわば黒子だ。

 旧1.8Lディーゼルは130psながら270Nmを1600~2600rpmで発生した。出足の力強さでは依然としてディーゼルが上だが、2.5Lは最高出力が49ps高く、高速域まで軽快に伸びる。ガソリンらしい静かさと回転フィールも大きな武器となる。

燃費よりも走りと上質さで選ぶ2.5L

さすがに燃費となるとディーゼルには届かない。しかし、走りや快適性といった面ではマイルドハイブリッドにも分がかなりある
さすがに燃費となるとディーゼルには届かない。しかし、走りや快適性といった面ではマイルドハイブリッドにも分がかなりある

 弱点は燃費だ。WLTCモード燃費はFFが15.5km/L、4WDが14.5km/L。旧ディーゼルのFF 20.2km/L、4WD 19.2km/Lには届かず、軽油の安さまで考えれば経済性の差は小さくない。マイルドハイブリッドだから燃費最優先、というエンジンではないのだ。

 2.5L車は上級仕様の25Lと25エアーエディション(25 Air Edition)に設定され、価格はFFの25Lが341万円、25エアーエディションが352万円から。4WDも選択でき、前席シートベンチレーションや360°ビュー・モニター(シースルービュー)を標準装備するなど、走りだけでなく快適性も充実する。

 長距離燃費と低回転トルクを重視するなら、ディーゼル廃止はやはり痛い。しかし静粛性、伸びやかな加速、4WD、上級装備をまとめて欲しい人には、2.5Lマイルドハイブリッドが新たな本命になる。燃費スペシャルではなく、CX-30をひとクラス上質に走らせるための新エンジンなのだ。

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