もはや過去の遺物か? ポンピングブレーキ
スピードの出ているクルマを急停車させたい場合に目いっぱいブレーキを踏むと、タイヤがロックしてしまい、そのままの状態で滑走することになる。
これでは意図した制動が行えないので、ロック状態を一時解除してタイヤを再び回し、もう一度ブレーキを踏んで制動距離を縮めるという動作を繰り返すのが「ポンピングブレーキ」。
かつては急制動の必須テクニックだったポンピングブレーキだが、技術が進んでこのブレーキ操作を電子&機械的に行えるようになった。そう、これがABS(アンチロック・ブレーキ・システム)だ。
ABSの制動能力が人間の操作を上回るとともに、ABSを装備するクルマも増えたことから、ポンピングブレーキを行うドライバーは減っていった。
ABSを装備しないクルマに乗っている人は身につけておきたいポンピングブレーキだが、現在における必要性はそこまで高くはない。
逆ハンって逆ハン愚連隊???
逆ハンと聞いて、作家五木寛之さんの痛快カーアクション小説『疾れ!逆ハンぐれん隊』を思い出した人はおじさん確定! 実はこの作品、昭和60年7月26日号から、ベストカーに連載されていた小説だった。
話が逸れました。逆ハンの本来の意味とは、右に曲がりたければハンドルも右に切る。当然のことのように思えるが、高速でコーナーに進入する場合、遠心力に後輪の摩擦力が負けてしまい、リアが旋回円の外側に流れ(オーバーステア)、スピンしてしまう危険性がある。
逆ハンとは、このオーバーステアを防ぐために通常のコーナリングとは逆の方向にハンドルを切りながら曲がることを指す。別名、カウンターステア。
頭文字Dの世界では当然のワードではあるが、峠族なども死語となりつつある現在においては、滅多に耳にしない言葉となってしまっている。ただし、雪道といった路面の摩擦力が低下している状況で後輪が流れ始めた際にも使えるテクニックでもある。
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