国産電動SUVの代表格、トヨタbZ4Xと日産アリアがそろって進化した。2026年4月以降登録分のCEV補助金は、bZ4Xが130万円、アリアが129万円。厳密には1万円差があるが、どちらも大型補助の対象だ。商品改良後の価格、航続距離、装備から本命を探る。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】アリアの白系内装オシャレすぎ、木目調フィニッシャーの質感もやばいぞ! bZ4Xの内装と写真で徹底比較!(19枚)画像ギャラリー価格と航続距離はbZ4Xが一枚上!!
bZ4XはGのFWDが480万円、ZのFWDが550万円。補助金を差し引いた実質価格はそれぞれ350万円と420万円だ。Gの一充電走行距離はWLTCモード544km、Zは746km。とくにZは価格、装備、航続距離のバランスが光る。
対する改良型アリアは、B6の2WDが667万5900円、B9の2WDが746万7900円。129万円の補助後でもB6は538万5900円、B9は617万7900円となる。一充電走行距離はB6が470km、91kWhバッテリーを積むB9が640kmだ。
つまりbZ4X Zは、アリアB6より補助後価格が118万5900円安いにもかかわらず、航続距離は276km長い。試験値だけで実際の走りを断定はできないが、数字上の買い得感はbZ4Xが圧倒的だ。
上質感とe-4ORCEならアリアが逆襲
ただし、アリアは単なる高価なEVではない。2026年の商品改良ではフロントフェイスを刷新し、日本の道路に合わせて乗り心地重視のサスペンションへ変更。Googleマップ、Googleアシスタント、Google Playを使えるインフォテインメントシステムも採用した。
さらに、走行ルートに合わせてバッテリーを温めるナビリンクバッテリーコンディショニング、最大1500Wを取り出せるV2L機能も追加。上質な室内と静かな乗り味、条件付きで高速道路のハンズオフ走行を支援するプロパイロット2.0の設定もアリアならではだ。
4WDでは、bZ4XのZが悪路走破性を高めるX-MODEを採用。一方、アリアのe-4ORCEは前後モーターとブレーキを緻密に制御し、加減速時の車体の揺れまで抑える。雪道の安心感だけでなく、上質な走りを求めるならアリアも魅力的だ。
結論は、価格と航続距離を重視するならbZ4X、とくに実質420万円のZが本命。内外装の高級感、Google連携、プロパイロット2.0やe-4ORCEに価値を感じるならアリアだ。合理性のbZ4X、プレミアム感のアリア。大型補助を得ても、2台の個性と価格差は意外なほど明確である。
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