スマホに財布、ティッシュに飲み物。クルマの中には意外なほど小物が多く、気がつけば車内はゴチャゴチャ……。そんな悩みに日産ルークスが本気で取り組んだ! 2025年10月発売の現行型は、軽自動車トップレベルの収納スペースを確保し、見た目のスッキリ感まで追求している。単に収納を増やすだけではない、その細かな工夫に注目してみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ティッシュも目立たないところに!! ルークスの内装に惚れ惚れするワケ(6枚)画像ギャラリーティッシュも小物もお任せ! 助手席前の巨大収納が便利
ルークスのインパネを眺めると、まず気づくのが収納の多さだ。運転席側から助手席側まで、さまざまなボックスやトレイが機能的に配置されている。
なかでも注目したいのが、助手席前に設けられた「インスト助手席スライドボックス」だ。
これはインパネに組み込まれた引き出し式の収納で、従来型よりもサイズを拡大。ティッシュボックスを入れても余裕があり、アームカバーなどの小物も一緒に収納できる。もちろん、ティッシュの箱の形状によっては収まらない場合もあるが、なかなかの大容量だ。
さらに内部には仕切り板があり、収納するものの大きさに合わせてスペースを使い分けられる。ティッシュの箱と細々した日用品を分けて入れられるのは便利だ。
しかも日産は、引き出すときの操作感にまでこだわった。軽い力でスッと開き、全開時にはボックスに角度がついて間口が広がる仕組み。中のものを出し入れしやすいのだ。
運転席側にもフタ付きの「インスト運転席アッパーボックス」を装備。助手席側の収納と統一感のあるデザインで、インパネ全体をスッキリ見せている。
しかも、このボックスは車外からも開けやすいよう、外側にも手掛けが設けられている。乗り込む前に荷物をしまう場面まで考えているとは、なかなか芸が細かい。
スマホの充電ケーブルまで整理! 後席にも収納が充実
もうひとつ面白いのが、インパネ中央に配置された「インストセンタースライドボックス」だ。
スマートフォンを立てかけられる構造で、充電しながら置くことも可能。さらに充電ケーブルを掛けておけるポイントまで用意されている。
スマホを外したあと、ケーブルがダラリと垂れ下がっているのは、なんとも見苦しいもの。ルークスならケーブルを整理でき、インパネまわりをスッキリ保てるわけだ。
そのほか、インストセンタートレイや運転席ロアポケット、ボトルホルダー付きドアポケットなど、小物を置く場所には事欠かない。
前席のカップホルダーも凝っている。可動式のフラップによって細い缶からペットボトル、紙パックまで対応。フラップを閉じれば、ちょっとした小物置きとしても使える。ただし、走行中に小物が飛び出さないよう注意したい。
後席にも便利な収納が用意されている。左右のシートサイドにはポケットがあり、スマホなどを手元に置ける。メーカーオプションの前席シートバックポケットは上下に分かれており、家族で使う小物の整理にも便利だ。
さらに荷室の床下にはラゲッジアンダーボックスがあり、普段あまり使わない道具などを隠して収納できる。なお、容量は2WDと4WDで異なる。
ここまで収納が充実していると、ついつい何でも積みっぱなしにしたくなるが、定期的な整理整頓は必要。それでも、小物ごとに定位置を決めやすいことは大きなメリットだ。
日産が目指したのは、単に収納スペースを増やすことではない。すぐに使いたいものは手の届く場所へ、普段は見せたくないものはフタ付きの収納へ。そんな使い分けによって、室内の美しさと実用性を両立させたのだ。
毎日のように使うクルマだからこそ、収納の出来は満足度に直結する。ルークスの本当の賢さは、こうした細部に隠れているのかもしれない。
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