■鎮座950年以上 歴史ある八幡宮 都市伝説も!?
大宮八幡宮は東京の中心にあることから「東京のへそ」とも呼ばれ、パワースポットとして有名です。
都心の中にありながら、15000坪という広大な緑地と水源に包まれて、950年以上この地に鎮座しています。
昭和44年には、境内の北端につづく旧境内の土地から、弥生時代の祭祀遺跡や族長の住居跡が発掘されました。
勾玉なども発見され、この地は太古からの聖域であったことが判明したのです。北神門(赤門)を出て、善福寺川に沿った北参道で、遺跡を確認することができます。
また、興味深い話題としては、「小さいおじさんが出る神社」という都市伝説的な話があります。
その話題もあって若い人たちにはパワースポットと言われているようですね。
「小さいおじさん」とは、身長20センチほどの幸せを運ぶ小さな妖精で、霊感の強い人だけが見ることができるという噂で、最も多くの目撃証言があるのが、この敷地内にある「大宮稲荷神社」なのだそうです。
私は見たことはありませんが、実際に確かめに行くのも良いのではないでしょうか。
■ご神木「共生(ともいき)の木」
その稲荷神社の前に「共生(ともいき)の木」があります。かやの木に、犬桜(いぬざくら)の木が寄生している大宮八幡宮のご神木です。
人工的な接木でもなく、古代から武蔵野の社叢の中で、種類の異なる2つの木が1本の幹で結ばれて生き続けているという珍しい木です。
助け合いながら生き続けている姿は、まさに共生(国際協調、宗教協力、相互扶助、夫婦和合など)を示唆しています。
そのほかにも、学問の神さまである菅原道真を祀った天満宮や、若宮八幡神社・白幡宮・御嶽榛名神社、御神輿の倉庫、また源義家公お手植えの松の跡など、参拝する社や見どころが境内にはたくさんありました。
最後に神門を出て、結婚式場清涼殿の入り口の横に「撫でると幸せが返ってくる」という「幸福撫でがえる石」のパワースポットがあるので、その大きな石を撫でてから駐車場に戻りましょう!
文字通り、幸運が返ってくる事、間違いありません。
*茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというもの。日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり抜ける。茅の輪くぐりは、毎年6月30日に各地の神社で執り行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」で行われる儀式であり、茅の輪くぐりが夏越の祓と同義で呼ばれるほど、日本に定着している風習。
■大宮八幡宮(東京都杉並区大宮2-3-1)
・駐車場:約50台 無料
・アクセス:東京方面からは甲州街道/国道20号 に進み、松原(交差点) を右折して 井の頭通り/都道413号 に入る (永福町 の表示)、西永福(交差点) を右折して 方南通り/都道14号 に入る。永福図書館入口(交差点) を左折する、大宮幼稚園の前をゆっくりと徐行しながら進み、前方右側の駐車場へ入る
・お問い合わせ:03-3311-0105
●藤 洸瑛 プロフィール
東洋運勢学会常任理事。星順学会会長。NHK文化センター(横浜 、町田、八王子、水戸)。易学、透派奇門遁甲術及び周易遁甲方位術を習得。俳優やタレントをはじめ、多くの企業のトップや住宅関連企業にと引っ張りだこの風水気学指導鑑定士。「わかりやすい」「運気が上がる」と大人気。方位学を得意とし、テレビ、雑誌、大手企業セミナーにて活躍している。
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