新型ハイランダーに電撃試乗!! RAV4の兄貴分はトルクフルで乗り心地も米国流!?


見事な味付けの違いを実現したGA-Kプラットフォームの凄さ

 ハイランダーも、ハリアー、RAV4と共通のGA-Kプラットフォームを採用している。

6月デビューした新型ハリアー

 日本人の繊細な感覚に合わせたハリアーは、細かな隙間や素材の手触りまでこだわって作られており、オンでもオフでも走行できるオールラウンダーな「RAV4」は、いまや世界中で大ヒットしている(日本でこれほどヒットするとは考えていなかったようだが)。

世界的大ヒットしているRAV4

 ハイランダーは、北米市場での用途に特化し、大人数でハイウェイをつかって長距離移動をするようなシーンに合わせた。

 このように、セッティング次第でクルマの個性をいかようにも変えられるのは、このGA-Kプラットフォームのポテンシャルが高いからこそ、できることだ。

 さらに、この3台の開発責任が、チーフエンジニアの佐伯氏一人、ということにも、3台の味付けをこれほど明確に分けられた事情がある。

 複数台をひとりが見ることで、3台の味付けの違いを確認でき、一台にあれもこれもと詰め込まず、マーケットごとに合わせたクルマを用意することができたのだ。

ハリアー、RAV4と共通のGA-Kプラットフォームを採用している。また複数台を同時に開発出来るのはトヨタの強さのひとつ

 ハイランダーは、複数台のラインアップを同時に開発できる、トヨタの開発力の強さを感じさせられた一台であった。

 関係者によると、このハイランダーを日本市場に出すつもりはないというが、トヨタが築いた最強のSUVラインナップの牙城に、他メーカーがどのように食いつくのか。

 特に、デビューが間近に迫る日産の新型ローグ(次期型エクストレイル)がどこまで迫れるのか。SUV業界は、熱い戦いが続いている。

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