それでも「マーチ」は残すべきだ!!
悲しいことではあるが、実際のところ、マーチが廃止になったところで、販売台数のインパクトはさしてない。しかし、本当にそれでいいのだろうか、と筆者は思う。
サニー、ブルーバード、セドリック、プリメーラ、キューブ、ティアナ、と時代に合わず、結果が残せなかったクルマが消えていくのはどの自動車メーカーでも行われていることではあるが、日産に関しては、ちょっと簡単に捨てすぎているような感じもする。モデルライフの最後まで、しっかりと商品に「愛情」をかけて育てることをしなければ、どんどん苦しくなるだけではないのだろうか。
どうしても続けられないのであれば、例えば、ルノートゥインゴをOEMしてもらったらどうだろうか。トゥインゴはボディサイズも小さく、しかも後輪駆動で、キャラクタの立った非常に面白いクルマだ。値段は今よりも上がるかもしれないが、お洒落な雰囲気を持ち、かつての名門「マーチ」の名に恥じない実力をもったクルマだと思う。
日産を長年支えてきてくれた名車が、またひとつ消えていくことは、日産ファンとしては残念でならない。
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