新型WRX、フォレスター、ヴィジヴ…スバルの商品戦略を徹底解剖!! 


■2019年、スバルはパワーユニット大変革の分岐点を迎える

 次期型WRX STI&S4、レヴォーグといえばすでにインプレッサ、XVで採用された新世代のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を採用することになるのだが、それ以上に気になるのがパワートレーン。

 なぜなら2019年はスバルパワートレーンの大転換期となるからだ。現行型WRX STIが伝統のEJ20ターボ、WRX S4&レヴォーグは直噴DITのFA20ターボ(レヴォーグはFA16ターボもあり)を搭載しているが、次期型レヴォーグから新型エンジンが搭載される。

 というのも2014年に発表されたスバルの中期経営計画「際立とう2020」の商品戦略を見ると、2019年から新設計となるダウンサイジングターボの投入が明記されている、という事実がある。

 一部報道では、2021年にはスバル車のターボ比率は現在の1割から8割に引き上げられることが伝えられており、その尖兵となるのが2019年登場予定の次期型レヴォーグのようなのだ。

 現在、2Lと1.6Lという2種類の直噴ターボを設定しているレヴォーグだが、次期型ではデビュー当初、新開発の1.8Lターボのみとなる可能性が高い。

 この1.8Lターボエンジンが現在のFA20ターボから置き換わっていくことになり、現在の販売メインモデルとなっているFA16ターボの後継エンジンは1年後の2020年に追加される新型1.5Lターボが引き継ぐのだという。

■さらに気になる、名機「EJ20型」の後継機

 さてそうなると同じく2019年に登場する次期型WRX STI&S4のパワーユニットも気になってくるが、これはスバル内部への取材で明らかなように、次期型WRX STIでEJ20ターボが廃止され、その代わりにFA20ターボを320psまでハイパワー化して搭載してくるのがほぼ確実だ。

 では、現在そのFA20ターボを積んでいるS4は次期型でどうなるのかだが、こちらは先ほどの次期型レヴォーグと同じく新開発の1.8Lターボを積むことになり、STIとの差別化を図る。

 ちなみに、北米市場のWRX STIではNA領域で2LのEJ20ターボよりも有利とされるEJ25ターボが採用されているが、以前スバル関係者からキャッチした情報では「現行型よりも排気量の大きなエンジンの開発も進めている」とのことだった。

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