雪国でもある日本でEVは本当の本当に普及するのか?

雪国でもある日本でEVは本当の本当に普及するのか?

 大雪で高速道路が通行止めになり、雪の中で車中に閉じ込められるケースが全国で何件も発生しています。高速道路会社や自治体の除雪車、自衛隊の活動で救出されるまで、車内で数時間、中には数十時間すごさなくてはいけないケースもありました。

 こんなとき、ガソリン車であればヒーターを付けたまま何時間でも車内に留まることができるし(排気管の雪詰まりによる一酸化炭素中毒にはくれぐれも注意を!)、万が一ガス欠になっても、ガソリンは携行缶で注ぎ足すこともできるでしょう。

 しかしピュアEVではそうはいきません。

 ヒーターを全開にしていれば数時間で電欠になってしまううえに、充電に何時間もかかってしまいます。

「雪による立ち往生」が発生するリスクのある日本で、はたして本当にピュアEVは普及するのでしょうか。「電動化」が叫ばれるなか、この冬、一般乗用車の電動化について改めて考えた人は多いはず。この疑問に自動車ジャーナリストの諸星氏に見解を伺いました。

文/諸星陽一 写真/AdobeStock

【画像ギャラリー】 雪国で電動化するならSUVのPHV車が最強!! 災害に強い代表的SUV PHV車たち

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

暑さ吹っ飛ばす灼熱ゼロヨンテスト、敢行! 総勢55台が集まるSCOOP情報の総集編も堂々完成! 読んでるコチラも胸が熱くなる特集でお届け!