いつかは欲しいと思っている人も多いであろう輸入車。しかしディーラーにいくのもなんだか敷居が高いし、国産車よりもなんか損しそうだな、なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
そんな人に自信を持ってディーラーにいってほしいと思い、輸入車の買い方をまとめました。残価設定ローンや、型落ちになりそうな輸入車など、情報盛りだくさん!!
文:谷津正行/写真:ベストカー編集部
ベストカー2018年2月26日号
■ドイツ車が1月から軒並み値上げだけど、いまが買い時?
メルセデスは「新技術の開発・採用による製品コストの上昇、新サービス導入への対応」を理由に、アウディは「原材料費高騰のため」、そしてBNWとフォルクスワーゲンは特に理由は開示せず、2018年1月1日から一部モデルの車両価格を引き上げた。
メルセデスとアウディの”理由”には「まぁそうでしょうね」としか言いようがなく、BMWとフォルクスワーゲンも別に意地悪をしているわけではない。
複合的すぎる理由から値上げに踏み切るため、ひと言での端的な説明は無理との判断だろう。下手に説明すると、今どきはツッコミが入って大変ですから……。
問題にすべきは「で、それでも買いなのか?」ということだが、結論としては〝買い〟である。もちろん無理に買う必要などないが、本当に心底欲しいのであれば、1%や2%は「誤差の範囲」として割り切るしかない。ホレた側の弱みである。
■残価設定ローンってぶっちゃけお得なの?
車両価格がやや高額な輸入車においては特に、残価設定ローンは気にな るところ。しかしデメリットも確かに存在する。
一つは「据え置いた金額に対しても金利が発生する」ということ。否定論者はこれをもって「信販会社が儲かる だけじゃん!」と言う。もう一つは「走行距離などに制限があるため、自分のモノになった気がしない」という点。
満了時に精算の必要がある オープンタイプは特に制限はないのだが、走れば走るだけ自分の首を締めるため、実際は制限があるようなものだ。
これらのデメリットが気にならないのであれ ば、残価設定ローンは非常に便利なシステムだ。
つまり「多少の金利分なんて気にしないよ!」という性格と経済状況の人で、なおかつ「せいぜい年間 8000kmぐらいしか走りません」という人であれば、利用する価値は大であるはずだ。
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