40年経っても新型不在!! 実は復活計画があった!? 新型モトコンポはなぜ生まれないのか

■兆しはある! グラフィットの折り畳み可能なハイブリッドバイクが人気に

新型のGFR-02。ナンバーを取得する原付1種の乗り物だ。2021年夏にはバイクの電源を切りナンバープレートを覆った時には法的に自転車として使用可能になる「モビチェン」が用意される
新型のGFR-02。ナンバーを取得する原付1種の乗り物だ。2021年夏にはバイクの電源を切りナンバープレートを覆った時には法的に自転車として使用可能になる「モビチェン」が用意される

 2017年にクラウドファンディングで1億2800万円の資金を集め、「バイブリッドバイク」と呼ばれる原付1種のGFR-01を発売したグラフィット(glafit)が注目されている。

 同社は次世代の乗り物メーカーを目指す和歌山県のモビリティベンチャー企業で、折り畳み自転車にペダル×電力のアシストモードとEV機構を加えた新しいコンセプトを提唱した。

原付1種でも折り畳み機能は健在。バッテリーはフレームを畳むと抜き出せるようになっており3時間半で充電可能。最高速は30km/h、航続距離は25kmだ
原付1種でも折り畳み機能は健在。バッテリーはフレームを畳むと抜き出せるようになっており3時間半で充電可能。最高速は30km/h、航続距離は25kmだ

 これがネット上で多くの支持を集めて資金を獲得し、事業開始1期目で売上高約3億3000万円、販売台数約3000台を達成。ハイブリッドバイクで新たな市場を切り開いたのだ。そしてこの2月1日には、改良型のGFR-02の予約販売をスタートした。

GFR-02はトランクバイクとしても優秀。二人の方が楽しさが掛け算的に広がるだろう。グラフィットは2019年にはヤマハと資本業務提携を締結している
GFR-02はトランクバイクとしても優秀。二人の方が楽しさが掛け算的に広がるだろう。グラフィットは2019年にはヤマハと資本業務提携を締結している

 グラフィットのGFR-02は、折り畳むと全長650mm×全幅450mm×全高600mmのサイズになる。重さは自転車程度なのでクルマに積むことも容易だ。

 車載してアウトドアでの使用も想定されており、釣り場でのポイント間の移動で使用する雑誌特集も見受けられた。また、コンパクトなことから乗用車でも2台程度積むことができるので、出先で仲間と楽しめるのもグラフィットならではのメリットだ。

【画像ギャラリー】こんなに電動向き&車載向きなバイク他にない! ファン待望の「現代のモトコンポ」登場の可能性を考察する

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