当事者は死活問題だ! クルマ酔いは克服できるのか?


 クルマ酔いに苦しんでいるという人が身近にいたりするのでは?「酔って気分が悪くなるからクルマに乗りたくない」というのはとても悲しい。

 そもそも、クルマ酔いはなぜ起こるのか? クルマ酔いを防ぐ方法はあるのか? 同乗者がクルマに酔わないような運転方法はある?

 ……などなど、クルマ酔いの対処法を紹介していきます!

文/松田秀士
写真/Adobe Stock(metamorworks@Adobe Stock)、ベストカー編集部、日産

【画像ギャラリー】同乗者をクルマ酔いさせないためにできること! 写真にまとめました!!


自律神経の乱れがクルマ酔いを引き起こすと考えられる

 クルマ酔い。乗りモノ酔いのなかでもクルマに酔う人は意外に多いものです。

 筆者は子供の頃、船(客船)とバスに酔いました。でもタクシーを含むクルマに酔うことはなかったのです。船とバスに関しては、なんとなく共通の臭いがあり、それを嗅いだ瞬間から「酔う」という予感が頭の中を支配し、動き出すと予感どおり酔っていたのです。

 しかし、いつの間にかそれらの乗り物を克服していました。どうやって克服できたのか? よくわからないのです。

 乗り物酔いが起きるのは、
・目からの情報(景色や風景)
・内耳からの情報(加減速や揺れ)
・体からの情報(筋肉関節への揺れ振動)

 主にこれらの情報が脳で処理しきれず混乱を起こし、その結果、自律神経が乱れることによって引き起こされると考えられています。

同乗者がスマホを見ていてクルマ酔いするケースも

 このなかで内耳というのは三半規管と耳石器を指していて、平衡感覚や加減速などを感じ取る器官のことを指しています。

道に迷ってしまい助手席の彼女にナビを頼むと「クルマ酔いする」と言われ、ケンカになることも? そうならないためにも事前のドライブ計画は大切だ(Alex from the Rock@AdobeStock)

 よくあるのが走行中に助手席や後席でスマホや書類(地図や漫画)を見ていることでクルマ酔いする例があります。つまり走行しているという感覚を身体や内耳が感じているのに、それとは異なるものを見ていることによって混乱が起きるのです。

 筆者もこれはよく引き起こされます。そのため、例えばスマホを見る時間も極端に短くし、小分けして確認するようにしています。

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