トヨタ、日産らが発売し地味に消えた4ドアセダン車たち 6選 

■スズキキザシ 2009〜2015年

スズキ・キザシ
スズキ・キザシ

多くのモーターショーに参考出品していた「コンセプト・キザシ」をデザインモチーフにしたダイナミックな4ドアセダンだ。スズキとしては初のビッグサイズサルーンで、全幅は1800mmの大台を超えている。ボリューム感があり、フォルムは力強い。世界戦略車として開発され、2009年秋に日本でデビューを飾り、スズキの頂点に君臨した。

アスリートのようなスポーツ性にこだわり、235/45R18インチのファットなタイヤを履いている。アウトバーンなど、ヨーロッパで徹底的に鍛えたため、走りの実力もハイレベルだ。サスペンションはストラットとマルチリンクの組み合わせで、意のままに速く走れた。

パワートレインは、可変吸気システムを採用した直列4気筒DOHCだ。これにパドルシフト付きのCVTを組み合わせた。快適装備に加え、安全装備にもこだわり、主役のFF モデルは途中でプリクラッシュセーフティをオプション設定している。

が、知名度が低く、スズキのオーナーは大きすぎるので食指を動かさなかった。覆面パトカーには採用されたが、惜しまれることなく15年に生産を終えた悲運の名車だ。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…