最悪エンジンが壊れる場合も!? 超重要部品「タイミングベルト」 本当の寿命と復活の訳


タイミングベルトの適切な交換時期は?

タイミングベルトが一定の走行距離で交換必須であるのに対し、近年主流のタイミン グチェーンは実質的に無交換となる(写真:tarasov_vl-Stock.Adobe.com)

 さて、一般的なタイミングベルトやタイミングチェーンの交換タイミングはどうなっているのでしょう。

 一般的な例だと国産車の場合、タイミングベルトは10万km、輸入車の場合は3万kmで交換という例もみられます。タイミングベルトが切れると、エンジンが致命的なトラブルに巻き込まれることがあるため、この走行距離は余裕を持った数値となっています。

 しかし、タイミングベルトの場合は断裂の予兆がないためメーカー推奨距離で交換するしかありません。

 タイミングチェーンは無交換となっています。タイミングチェーンの場合はチェーンが伸びてきてその伸びをチェーンテンショナーが調整しますが、調整幅を超えてしまうと異音や不調を現れますが、そこまで使い込む人は非常にまれです。

 タイミングベルトの交換時期は公表されているものは取扱説明書に記載されていることも多くあります。記載されていない場合でもディーラーのメカニックに「私のクルマはいつ交換すればいいか?」を質問すれば調べてくれるはずです。その際には交換工賃の目安も含めて確認しましょう。

 この確認は購入後に行うのではなく、購入前に行うことが大切です。そうすることで、クルマ選びの指針にもなりますし、いつごろにどれくらいの費用が必要になってくるか? いつぐらいに乗り換えればいいか? などの目安にもなります。

 もちろんこれらはノーマルの状態で乗っているクルマの話で、エンジンをチューンアップしてパワーが出ていたり、高回転まで回るようになっていれば寿命は短くなります。

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