日本でミニカーといえば真っ先に思い浮かぶのがトミカだろう。玩具店はもちろんのこと、最近は一部のコンビニでも購入できるようになった。おかげでついつい買いすぎてしまったりするのではないだろうか?
そんなトミカにフェラーリSF90ストラダーレが加わった! それも特別なモデルではなく、いわゆる標準モデルの120番の担当としてである。
今回はトミカにフェラーリが加わった舞台裏をご紹介しよう!
文/加藤久美子、写真/タカラトミー、加藤久美子
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■スタンダードトミカでも他とは一線を画すフェラーリのトミカ
「毎月第3土曜はトミカの日」。
通称,赤箱と呼ばれるトミカは毎月第3土曜日に新しいモデルが2車種(初回特別仕様を入れると3種)発売される。現在はこのトミカは120台体制となっており、新しいモデルが発売されるたびに入れ替わっている。
そして今年4月の「トミカの日」に発売されたのは『フェラーリ SF90 ストラダーレ』でそれまで120番だった『油圧式ショベル グラップル仕様』に代わり、新たに「120番」としてトミカに加わった。初回特別カラーがシルバー、標準カラーがレッドだ。
仕上がりは実に素晴らしく、500円以下で買える3インチミニカーとしてはありえないほどの細かな作り込みと高級感を漂わせている。前後のウィンドウも透明のアクリルパーツ仕様でシートの再現性もかなり高い。
これはフェラーリに限った話ではないが、トミカでは色移行や、袋の移行防止から商品を守るために紙仕切りがあるなど梱包にも工夫がされており、フェラーリ SF90 ストラダーレにも、同様の工夫が施されている。
さて、このフェラーリのミニカーだが実はかなり長い間、タカラトミーからは発売されていなかった。フェラーリ不在の期間は26年!今年で51年の歴史を持つトミカのおよそ半分の期間に相当する。
26年とはトミカで遊んでいた幼稚園児が30歳を超える年齢になるほど長い年月。一体なぜそんなに長い間、トミカのフェラーリが発売されなかったのだろうか?
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