CX-5は補助金がもらえない!? 知らぬ間にかわるCEV補助金ってなんだ?

 クルマを買うときにあれば嬉しいのが「補助金」の数々。エコカー減税など代表的な補助金があるが、CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金)が注目を集めている。

 2018年4月からこのCEV補助金の交付対象車と交付額が変更になった。そこでこれまでCEV補助金を受けられたCX-5の補助金がなくなったという!!

 実際にCEV補助金はどうなっているのか? 調べました。

文/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2018年6月26日号 


■オイシイ話は続かない!? CEV補助金の仕組み

 平成30年度のCEV補助金(正式にはクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金)の申請受付けが2018年4月20日から始まっている。

 このCEV補助金というのは、電気自動車、プラグインハイブリッド車、クリーンディーゼル車、燃料電池車など環境にやさしいクルマの普及を促すためのものだが、実は年度ごとに補助金の予算が減額されています。

 平成30年度の受付は2019年3月4日となっている。しかし実際のユーザーが申請を行うのは新車初度登録から1カ月以内とのこと。このへんは購入時にディーラーとよく打ち合わせをしたい。

 CEV補助金について調べてみると電気自動車、プラグインハイブリッド、燃料電池自動車/クリーンディーゼル車という3つのカテゴリーで補助金算出の方法が異なる。

プラグインハイブリッドも対象になるがこちらは一律20万円の補助
プラグインハイブリッドも対象になるがこちらは一律20万円の補助

【電気自動車】

 補助金額=(一充電走行距離当たりの補助単価(千円/km)×一充電走行距離)×補助率1/1

 という難しい数式があるのだが、次世代自動車振興センターに聞いてみればなんのことはない。JC08モードの走行可能距離が400kmならば40万円、280kmならば28万円とのこと。

 ちなみに上限は40万円なので500km以上走るテスラなども40万円になる。

【プラグインハイブリッド】

 一律20万円が支給される。

【燃料電池自動車/クリーンディーゼル車】

 補助金額=車両本体価格ー(調整額+基礎額)×補助率(燃料電池自動車:2/3・クリーンディーゼル車:1/12)

 こちらは少し難しい。まず「調整額」だが燃料電池自動車は0円、クリーンディーゼル車は20万円と規定されている。

 続く「基礎額」は同一車種のガソリングレードとの差額、そしてクリーンディーゼル車では一定年数分のランニングコスト削減分が引かれるという。なかなか複雑だ。

 燃料電池車のCEV補助金の上限額はないが、クリーンディーゼル車は15万円が上限となっている。

 このようにちょっと複雑な公式によってCEV補助金は算出されるが、今年になってCX-5を購入しようとしたら、CEV補助金がなくなっているという情報が読者から寄せられた。

■急に変わったCEV補助金の算出方法

 調べたところ、今年度からCX-5のクリーンディーゼル車の補助金が減額されているのを発見。

 下図のように、補助金額=(車両本体価格−基準額)×補助率という計算式で算出されますがクリーンディーゼル車の補助率が昨年度の1/8から1/12に改訂。

 その結果、補助金対象外となる「下限額が1.5万円未満」になってしまったというワケ。この改訂でCX-5のほか、アクセラスポーツ、アクセラセダンがCEV補助金の対象外に。

 昨年までは1.5万円(CX-5)もらえたCEV補助金。少額とはいえ、一銭ももらえないのはほんとに悔しい!!

平成30年度のCEV補助金と対象車の一覧。うーん、燃料電池自動車の桁違いの補助金にはなんだか意図を感じるが……
平成30年度のCEV補助金と対象車の一覧。うーん、燃料電池自動車の桁違いの補助金にはなんだか意図を感じるが……

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