自動運転は高齢ドライバーと運転免許制度の救世主になれるか【自律自動運転の未来 第16回】

■「サポカー」に限定した免許を

 免許制度の上では、MT免許からAT限定免許が派生したように、この先は「自動運転限定免許」なるものが想定できます。仮に運転可能車種を自動化レベル3以上の技術搭載車と限定すれば、返納された高齢者であっても取得できる……、たとえばそんな仕組み作りも必要であると考えています。

 現在、政府では高齢ドライバーが運転免許証を更新する際、衝突被害軽減ブレーキにはじまる運転支援技術のついた車両、いわゆる「サポカー」に限定した運転免許証の交付が選択できるような制度を検討しています。

 いずれにしろ、条件付とはいえレベル3の自動運転技術が具現化したことで、現行の運転免許証を見直す良い機会にきていると考えられます。

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