まさかエスクァイアも? 生産終了はホンダだけじゃない!? 次期型音沙汰ない国産車7選

■競合のはげしい軽自動車とコンパクトカーの「大丈夫か?」なクルマ

●スズキイグニス

2016年に発売開始されたスズキ『イグニス』。小さな車体に元気なエンジン、そして個性的なデザインが特徴だが売れそうで売れていない
2016年に発売開始されたスズキ『イグニス』。小さな車体に元気なエンジン、そして個性的なデザインが特徴だが売れそうで売れていない

 全長が3700mm、全幅は1660~1690mmのコンパクトカーだが、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は180mmを確保してSUV風に仕上げた。

 個性的で面白みを感じさせるが、全高が1550mmを超えて立体駐車場を使いにくいこともあり、売れゆきはソリオやスイフトに比べて低調だ。2021年の登録台数は、1カ月当たり約240台だから、コンパクトカーでは少ない。

 販売店によると「フルモデルチェンジや改良の予定はない」という。フェンダーやボディサイドの下まわりに、ブラックの樹脂パーツを装着するなど、もう少しSUVらしさを際立たせる必要があるかも知れない。

 売れる素質のあるクルマだから、今後も改良を加えながら販売を続けて欲しい。

●ダイハツウェイク

2014年に発売開始されたダイハツ『ウェイク』。「ドデカクつかおう」のキャッチコピーだったが全高1835mmは求められていなかった?
2014年に発売開始されたダイハツ『ウェイク』。「ドデカクつかおう」のキャッチコピーだったが全高1835mmは求められていなかった?

 軽乗用車では最も背が高く、全高は1835mmに達する。広い室内が魅力だが、2021年の届け出台数は、1カ月平均で1470台だ。タントの12%に留まる。

 販売不振の原因は、多くのユーザーがタントで満足していること。全高がさらに80mm高いウェイクは、あまり必要とされなかった。販売店では「2021年7月に改良を行うが、大きな変更ではない」という。

 今は背の高いスーパーハイトワゴンの軽自動車が大人気で、軽乗用車の約50%を占めるが、すべての車種が好調に売れるわけではないのだ。

【画像ギャラリー】生産終了になるかもしれない「音沙汰のないクルマ」を写真で紹介

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!