スカイラインの開発中止騒動はスターの証!! “日産の象徴”と言われる理由は?

■「ハコスカ」「ケンメリ」「ジャパン」「鉄仮面」新たなスカイライン伝説をもう一度

 こう考えるとスカイラインの神通力は失せたと思う。また、セダン離れが進み、高性能志向が薄れたこともスカイラインを凋落させた理由のひとつだ。だが、ひっそりと販売をやめるクルマが多いなか、スカイラインは中止の噂が流れただけで大きなニュースになってもいる。やはり腐っても鯛、今なお日産を代表する自動車界のトップスターなのだ。

 セダン離れが顕著だから、次のスカイラインでセダンは整理されるかもしれない。が、存続させるなら、海外でも需要が見込めるクロスオーバーSUVになるだろう。

 実際、先代のスカイラインにはクロスオーバーが用意されていた。キャビンスペースの広いSUVデザインならEVに仕立てることもたやすい。アリアの兄弟車という方法だってある。

2009年に日本で発売されたスカイライン『クロスオーバー』。北米で先行販売されていたインフィニティEX35を日本国内向けとして発売
2009年に日本で発売されたスカイライン『クロスオーバー』。北米で先行販売されていたインフィニティEX35を日本国内向けとして発売

 ジャーナリストではなくファンとしては、新たなスカイライン伝説の誕生に期待したい。

【画像ギャラリー】熱狂的ファンに支持され消滅の危機を乗り越えてきた「スカイライン」の新たな伝説の復活を願って写真をチェック!!

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