同じ業界やその業界に詳しい人たちの間しか使われない専門用語を「隠語」と呼ぶことがある。クルマ関連界隈ではどんな隠語が飛び交っているのだろう? 自動車メーカーからタクシー・トラック業界、警察まで取材をかけてみた。
※本記事は2017年7月のものです。
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2017年7月10日号
【PART1】 おカタい専門用語が炸裂! 自動車メーカー編
さて、まずは自動車メーカーを中心とする自動車業界だ。
【PART2】 業界随一のユーモアあり! タクシー&トラック業界編
続いてはユニークな隠語が数多く存在するタクシー&トラック業界。
【PART3】 略すのがお好き!? 警察用語編
最後は秘密裏に捜査をすすめるというその業務性質上、どうしても多くなってしまうとみられる警察関係の隠語をクローズアップ。
いかがだっただろうか。これらを覚えておけば、アナタも明日から“ツウ”らしく振る舞える!?
【番外編コラム】 おらが街のクルマ方言
北海道では「あずる」はクルマがスタックしてしまって動けなくなる状態のことを指し、「かやる」とはクルマがひっくり返ることで、「おちる」はクルマから降りること。
またユニークなのが秋田県。ガソリンのことを「あぶら」と呼び、バキュームカーのことを「黄金車」と言うんだそうな。このあたりのネーミングセンスはなかなかだろう。
さらに、沖縄県ではクルマが左側通行になった日を「7.30」(1978年7月30日にそれまでの右側通行から左側通行に変更となった)と呼び、ガソリンスタンドを「オートモービル」と呼んでいる。このほか、静岡県でステアリングのことを「わっぱ」と呼び、兵庫県で国道175号のことを「いなご」と呼ぶのは秀逸だ! 実に地方色が豊かに出ているのである。
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