■安全に配慮した装備でドライバーを守る
最大の特徴であるアオリ水平保持装置は、床枠部から引き出すスチール製のバーでサイドアオリを水平に保持するもの。安全帯を引っ掛けるための親綱ロープを荷台側面に展開する機能と組み合わせて運用することで転落事故を防止する。
転落事故に頭を悩ませていた荷主から相談を持ちかけられたことが開発のきっかけで、現在では同装置搭載車両への「指名」も珍しくない。また、同業他社が浜名ワークスにオーダーするケースも増えているとのこと。
ちなみに、トラックドライバーが事故に遭うのは積み降ろし作業中がほとんど。それも荷台の上からの転落事故が約4割と最多という。同装置は建設現場で使う足場板の250mmより広い400mmの幅を確保。高い安全性を誇る。
また、ちょっとでも出っ張っていたら運転席のブザー&ランプでドライバーに知らせる機能も搭載。使用中はもちろん、しまい忘れによる事故防止も図られている。
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