スポーツカーにとどめを刺す騒音規制 「フェーズ3」いよいよ施行と深刻な副作用

スポーツカーにとどめを刺す騒音規制 「フェーズ3」いよいよ施行と深刻な副作用

 国による「騒音規制」が、ただでさえ数が減っている国産スポーツカーにとどめを刺そうとしている。

 現在(2021年10月)の日本の騒音規制は、不正マフラーへの改造禁止を徹底するため、国際基準で決められた、「フェーズ2」と呼ばれる規制値を新車の義務としている。規制値は、乗用車やトラック、バスなど、車種ごとに細かく区分けされており、その基準を満すことが、日本で販売するための前提条件となっている。

 その規制値が、2022年10月より、「フェーズ3」という、さらに高い規制値へと引き上げられようとしている。このフェーズ3が導入されれば、廃止を余儀なくされるモデルが続出する可能性があるのだ。

文:吉川賢一
写真:TOYOTA、NISSAN、SUBARU、MAZDA、環境省

【画像ギャラリー】騒音規制で消える可能性がある国産スポーツカーたち(33枚)画像ギャラリー

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