「マグナイト」の日本導入を!!
いま、もっとも売れているコンパクトSUVである「ヤリスクロス」。ロッキー/ライズに始まり、全長4100mm以下のコンパクトSUVはいま人気沸騰中であるが、最近はロッキー/ライズの人気がやや衰え、ヤリスクロスがひとり勝ち状態にある。ヤリスクロスはいいクルマに違いなく、ヒットは当然ではあるが、だからといって、このジャンルに日産が挑んでもいないのはもったいなさ過ぎる。
また、キックスはコンパクトSUVではあるが、全長が4290mmと、ヤリスクロスよりも若干長い。ヤリスクロスにガチンコ勝負を挑むのであれば、プラットフォームを刷新したうえで、全長をあと少し詰めたいところ。しかし日産には、それらの要素をもったモデルがすでに存在する。それが、全長3994mmの「マグナイト」だ。
「マグナイト」は、日産がインドで販売している小型SUV。車幅は1758mmなので3ナンバーサイズとなるが、全長は4m以下で、デザインも実にカッコよい。プラットフォームはCMF-A+プラットフォームだ。このマグナイトに、1.0Lクラスの小排気量エンジンを発電機とした第2世代e-POWERを備え、トヨタがカローラクロスでやったように日本で製造して、コストを大きく下げる。筆者には売れる気しかしない。
もちろん実現するためにはクリアしなければならない課題がいろいろあるだろう。日本で製造するとなると、さらに相当な覚悟(=投資)が必要となる。ただ、筆者は、フェアレディZの新型よりも、このマグナイトこそが、日産に本当の意味での活気を取り戻してくれるモデルとなるのでは、と考えている。
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