2000年以降登場の日本車ベストセレクション!! 【トヨタ・レクサス編】

■レクサス編:No.1はF1直系の官能サウンドが光るスーパーGT

●GS、IS、SC(2005年7月デビュー)からLSビッグマイナー(2020年11月デビュー)まで:全27車種

第1位:LFA(2010年)。世界限定500台のスーパーGT。F1参戦とシンクロさせた4.8L V10の官能サウンドが話題に
第1位:LFA(2010年)。世界限定500台のスーパーGT。F1参戦とシンクロさせた4.8L V10の官能サウンドが話題に

 ブランド黎明期に名車が多いレクサス。

 なんと言ってもブランドのDNAを形成した初代LS(初代セルシオ)が一番で、このクルマを作れたからこそレクサスは(トヨタとは違う)高級ブランドとして存続しえた。

 そのほか、初代RX(初代ハリアー)や初代SC(3代目ソアラ)、2代目ES(ウィンダム)など、記憶に残るモデルが1990年代に多く登場する。

第2位:LC(現行型・2017年)。美しすぎるコンセプトカーがほぼそのまま市販化。レクサスのクルマ作りがこれを機に変わる
第2位:LC(現行型・2017年)。美しすぎるコンセプトカーがほぼそのまま市販化。レクサスのクルマ作りがこれを機に変わる
第3位:ES(現行型・2018年)。販売の主力モデル。LSと遜色ないエクステリアを手に入れた現行モデルはある意味お買い得
第3位:ES(現行型・2018年)。販売の主力モデル。LSと遜色ないエクステリアを手に入れた現行モデルはある意味お買い得

 その勢いで2005年に日本に本格上陸。最初の当たり年は早くも2007年で気合が入っていた。

 LS600hとIS Fという、その後のブランドの方向性を定める二台を早くも投入できたのだから。

 惜しいのはそこからでLFAというスーパースポーツを除き、アピール不足のモデルが続く。

 2017年に登場したLCは起死回生の一台。これを機にレクサスは再び覚醒する、と思いきやESやSUV系こそ順当ながら肝心のLSで躓いた。

第4位:IS F(2007年)。5L V8エンジンを積む4ドアスポーツサルーンの快作。性能と存在感で独メジャーに並んだ
第4位:IS F(2007年)。5L V8エンジンを積む4ドアスポーツサルーンの快作。性能と存在感で独メジャーに並んだ
第5位:LS600h(2007年)。世界のプレミアムブランドでいち早く電動化(ハイブリッド)。レクサスらしい一台だ
第5位:LS600h(2007年)。世界のプレミアムブランドでいち早く電動化(ハイブリッド)。レクサスらしい一台だ

 レクサスの目指す道を日本酒で喩えると上善如水と新政ナンバー6の両路線。

 LSは初代セルシオに立ち戻って淡麗なスイートサルーンを目指すべきだし、一方でFのように豊潤な高性能モデルも随時リリースしていくべきだろう。

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