ダニエル・クレイグが演じる最後のボンド!! 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を観る!!


■充実のカーアクションはクルマ好きも楽しめる

アストンマーティン ヴァルハラ。2022年発売予定で、500台限定で、お値段は日本円でおよそ1憶5000万円

 これらの大規模で派手なカーアクションは前半。後半のカーアクションのハイライトはランクルプラドとレンジローバーの大チェイスになる。

 ボンドが、人里離れたマドレーヌの実家を訪れるシーンではトヨタのランドクルーザープラドに乗り、その車をチェイスするのがレンジローバースポーツSVRという設定。雑木林の道なき道を走り、ハイウェイを駆け抜けるのはSVRだからこそ。

 ちなみにランドローバーは『オクトパシー』(83)から『007』シリーズとパートナーシップを結んでいて、前作『スペクター』でも雪道のカーチェイスシーンで大活躍していた。

 一方、そのレンジローバー相手に決して負けてないどころか、めちゃくちゃ強い走りをみせるのがランクルプラド。

 同社の車が登場するのは、もしかしたら『二度死ぬ』(67)のトヨタ2000GT以来かもしれない。このとき、車を運転していたのはボンド(ショーン・コネリー)ではなかったので、もしかしたらボンド自身がハンドルを握るのは今回が初めて!?

 今回のアクションは地味目という印象なのだが、それでもこうやってカーアクションは充実。新旧のアストンマーティンが競演して、トヨタの車も大活躍。車ファン的にもダニエル・クレイグは満足できる幕引きを演出してくれたのではないだろうか。

●解説●

 愛するマドレーヌとの平穏な生活を求めて<007>のコードナンバーを捨てMI6を辞めたジェームズ・ボンド。

 だが、マドレーヌとは、彼女の過去を巡って決裂。ジャマイカでひとり悠々自適の生活を送るボンドを、かつての仲間、CIAのフィリックスが尋ねる。誘拐されたロシアの細菌学者を救出して欲しいというのだ。一度はそれを断るボンドだったが……。

 今回、メガホンを取ったのはキャリー・ジョージ・フクナガ。TVシリーズ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』(14)等で知られる日系の監督で、作品に妙な日本テイストがあるのはそのため? という意見もある。

 ボンドの前に立ちはだかる謎のテロリスト、能のお面を被ったサフィンを演じているのは『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー主演男優賞を獲得したラミ・マレック。映画でははっきりされていないが、どうも彼のルーツに日本が関係しているようだ。

 また、本作で、昔からのシリーズファンがもっとも燃えたのは、パロマという新米エージェントとボンドがパーティに潜入し、大暴れするシーン。パロマを演じた『ブレードランナー2049』(17)等のアナ・デ・アルマスがめちゃくちゃキュートな上に、イブニングドレスをまとってのアクションがセクシーだったからだ。

 リアルかつシリアスなボンドもいいが、やっぱりこういうシーンもないとね!

*   *   *

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
2121年10月1日(金)公開
配給:東宝東和
(C) 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

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