日本におけるキャブオーバーバンの二大巨頭、トヨタ ハイエースと日産 キャラバン。絶対王者のハイエースに対し、スペック上では肉薄しているのがキャラバンである。4ナンバー車の荷室長に至っては、キャラバンが3050mm、ハイエースが3000mmと、キャラバンの方が長いのだ。
大きな荷物を乗せることが多い商用車では、荷室長の長さで優るのは、大きなアドバンテージだと思うのだが、それでもキャラバンはハイエースを追い抜けていない。
絶対王者ハイエースの強さはどこにあるのだろうか。ハイエースにあって、キャラバンに無いものを分析しながら、ハイエースが好調に売れる理由を解説していく。
文/佐々木 亘、写真/TOYOTA、NISSAN
コメント
コメントの使い方