アウトドアシーンで映える力強いスタイリング|ジープ レネゲード
「レネゲード」はジープブランドのエントリーモデルで、丸型ヘッドライト、7スロットグリル、台形ホイールアーチというジープ伝統のデザインテイストを取り入れつつ、モダンでまとまりのよいスタイリングが特長のモデルだ。
ジープという骨太なブランドを気軽に楽しめるというのが最大の魅力ではあるが、アウトドアレジャーを十分に楽しみたい人には4WDグレードの「TRAILHAWK」をおすすめしたい。こちらはオンデマンド式4WDでセンターデフロックを持たないシステムながら、1速にギアを固定して20:1という極低速での走行を可能にする「アクティブドライブロー」システムが備えられ、本格的な悪路アタックも楽しめる。
価格は、ベースグレードの「LONGITUDE」で338万円、「LIMITED」では409万円となってしまうが、「TRAILHAWK」でも、ぎりぎり400万円を下回る、397万円で購入できる。普段は街乗りがメインでも、どうせSUVに乗るなら大自然で思いっきり遊びたいという方にお薦めのモデルだ。
コンパクトでおしゃれなシティ派SUV|プジョー 2008
コンパクトでおしゃれなシティ派SUVが欲しいならプジョー2008がオススメだ。現行型は2020年に発売された2代目で、ライオンをモチーフにした躍動感あふれるスタイリングと牙のようなLEDシグネチャーライトが印象的だ。
インテリアは特に個性的で、立体的な造形のダッシュボードに近未来感のある3D化されたメーター、上下をカットしたようなデザインの小径ステアリングなど、斬新なディテールで構成されている。単に奇抜さを狙ったのではなく、既成観念にとらわれず機能性と安全性を追求した新世代の解釈であり、使い勝手も優秀。価格も317万円からと、国産車と変わらない価格設定。人とは違ったクルマを求める方にはぜひともお薦めしたいモデルだ。
北欧デザインのスマートな美しさと嫌味のない高級感|ボルボ XC40
機能性と落ち着いたデザイン、そして高い安全性が魅力のボルボ。ボルボはEVやプラグインハイブリッドに力を入れているため、全体的に価格が高いが、コンパクトSUV「XC40」の48Vハイブリッドのエントリーグレード「B3」なら、ギリギリ400万円を切る。
エントリーグレードとはいえ、ボルボならではの先進安全運転支援システムや一通りの快適装備はきちんと装備されている。FFモデルとなるためハードなオフロード走行には向かないが、スカンジナビアデザインの美しさとプレステージ性、ボルボの哲学を堪能するには十分だ。
ちなみにXC40は、2018年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーと、2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーをダブルで受賞するなど、世界で認められたベスト・モデルでもある。
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輸入モデルは、デザイン性やしっかりしたハンドリング、高い環境性能など、国産メーカーとは一味違った乗り味が魅力。特にコンパクトクラスは競争の激しいカテゴリーなだけに、各社力の入ったモデルを開発している。もちろん国産モデルも素晴らしいが、輸入モデルにも素晴らしいモデルがたくさんあるので、国産輸入にとらわれることなく、視野を広げてクルマを選んでみてほしい。クルマ選びがもっと楽しくなるはずだ。
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