2021年の乗用車販売台数ナンバー1は、21万2927台で、トヨタ「ヤリス」だった。一方、軽自動車のナンバー1は、ホンダ「N-BOX」で、こちらは18万8940台だった。ただ、ヤリスには、「ヤリスクロス」や「GRヤリス」も含まれているため、一つのボディタイプで最も売れたクルマはN-BOX、ということになる。
このN-BOXは、軽自動車として7年連続で販売台数1位を獲得し続けている、圧倒的な人気車だ。強豪揃いのハイトワゴン市場において、なぜN-BOXがこれほどまでに独り勝ちしているのか。その実力と魅力を改めて振り返ってみよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:HONDA、DAIHATSU
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