■まとめ:「はじめの1歩」さえ乗り越えられればクルマは維持できる・・・はず
全回答者1000名に、クルマがある生活(カーライフ)をするにあたり、どの程度の手取り月収が必要だと思うかを聞いたところ、「16万円〜20万円」(27.8%)や「26万円〜30万円」(18.2%)との回答が多くなり、平均額は24.0万円との結果が出た。
手取り額で24万円というと、総支給額は約30万円。20代前半でこの給与を得るにはなかなかハードルが高い。
そして、カーライフのためにかけられる金額の平均が1万5910円/月(2021年から963円増加)とある。その一方で「クルマを所有する経済的な余裕がない」との回答は61.1%という結果が出ており、「クルマは欲しいけれど手が届かない」と考えている新成人は少なくないようだ。
公共交通機関が発達している都心部であればクルマを所有しなくてもこと足りるだろうし、レンタカーやカーシェアリングなどのサービス拠点も充実しているケースが多い。
しかし、地方在住の人にとってクルマは通勤するうえで欠かせない生活の足であり、4人家族で1人1台ずつ所有といったことも珍しくない。
だからこそ、限られた条件のなかでも最大限、20代の時だからこそ楽しめる(あるいは楽しんでおきたい)クルマがあるはずだ。
令和4年から10年経った令和14年、現在の小学校6年生〜中学校1年生あたりの子どもたちが大人になったころだ。果たしてその時の新社会人はどんなカーライフを夢見ているのだろうか・・・。
「クルマを所有する経済的な余裕がない(61.1%)」の割合が少しでも減っていることを願うばかりだ。
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