トラックは、軍用車として戦争の道具にもなれば、復興を力強く推進する戦力にもなる。
胸ふたがるようなウクライナの戦禍を見るにつけ、停戦への道のりも復興への道のりも長く険しいことは想像に難くない。しかし、いつか必ず復興の日は来るはず。
いまは何の光明も見えないが、トラックは復興の象徴。荒れ果てたウクライナの国土に戦後復興のため力強く稼働するトラックの姿を早く見たいものだ。
ロシア・ウクライナ・ベラルーシのトラック事情を通して、彼の地へ思いを馳せてみたい。
文/緒方五郎&フルロード編集部
*2020年12月発行「フルロード」第39号より
コメント
コメントの使い方