4月25日に首都高初の【ハイウェイオアシス】がオープン!! イイナパーク川口と連結した新名所誕生!!

■PA・SAとの違いは?

「川口ハイウェイオアシス」ではお弁当やおにぎりに使われるご飯を川口市産である鋳物の羽釜で炊き上げているなど、地域性を押し出しているのも特徴だ
「川口ハイウェイオアシス」ではお弁当やおにぎりに使われるご飯を川口市産である鋳物の羽釜で炊き上げているなど、地域性を押し出しているのも特徴だ

 PA・SAとの最大の違いは、PA・SAがクルマを利用する人たちの休息・休憩を目的にしているのに対し、ハイウェイオアシスは地域文化を楽しむことを目的している点。

 そのため、ハイウェイオアシスには、地域の特色を生かした産直市場や、地元食材を使ったレストラン、レクリエーション施設、ショッピングモール、都市公園などを備えたレジャーゾーン、文化施設などが揃っている。

 観覧車など遊園地のようなアミューズメント施設やアスレチックなどがあるところもあるが、基本的に入場は無料(乗り物代は別)。温泉入浴施設まであって、一日中過ごせるようなハイウェイオアシスも少なくない。

 その筆頭が、伊勢湾岸自動車道の刈谷PAと直結している「刈谷ハイウェイオアシス」。ここの年間来場者数は800万人に達し、2014年には、国内テーマパークの来場者数ランキングで、東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に次ぐ第3位となり、大きな話題となったところだ。

 ここには初期投資だけで1億2000万円といわれる、高級ホテル並みのトイレや、無料で貸し出している観覧客500人収容のオアシスステージがあり、アトラクションゾーンも入場無料で、ゴーカートやメリーゴーランドなどの有料アトラクションも50〜100円と非常にリーズナブル。

 弱アルカリ性高張性温泉の「天然温泉かきつばた」もあれば、「産直市場おあしすファーム」や「おさかな工房」、「えびせんべいの里」(名物のえびせんべいが試食無料)まであって、リピーター続出。もはやテーマパークを越えた地域密着型の複合レジャー施設として、全国から注目を集めているほど。

 他のハイウェイオアシスも地元とタッグを組んで、それぞれ工夫を凝らしているので、これからのハイウェイオアシスは、単なる経由地点、休憩地点にとどまらず、ここが目的地になる可能性を秘めている。

 交通のアクセスが抜群で、入場料や駐車場料金が無料という強味もあるし、変化し続け、アップデートを怠らなければ、まだまだ人気スポットになる可能性が! この春のドライブシーズンは、そんなハイウェイオアシスを目指して、足を伸ばしてみるのもいいのでは?

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 余談だが、8月10日は「ハイウェイオアシスの日」(日本サぱ協会制定)と呼ばれている(1987年8月10日に「フリーウェイオアシス」から「ハイウェイオアシス」に呼称が変更になったため)。

※日本サぱ協会公式サイト https://www.n-sapa.com/

【画像ギャラリー】川口PAが生まれ変わって登場!! 首都高速初のハイウェイオアシス「川口ハイウェイオアシス」(9枚)画像ギャラリー

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