連日、各メディアから、ロシアによるウクライナ侵攻の被害状況が報道されている。
この状況下のなか、さまざまな産業の企業がロシア国内事業を停止、もしくは撤退する意向を示している。自動車メーカー各社からも、ロシア国内工場の稼働停止、完成車輸入の停止やウクライナへの支援が発表されている。
いっぽう、他の自動車メーカーに比べ、数週間遅い2022年3月23日に、仏・「ルノー」はロシア国内事業を一時的に停止すると発表。さらに今後の対応は、露・「AVTOVAZ(アフトヴァーズ)」との資本関係を考慮しつつ決めていくとのことだ。
そこで、本稿では今回の各自動車メーカーの対応、ロシア国内の自動車事情や、ルノーと「AVTOVAZ」の関係性など、多方面の角度から解説していく。
文/桃田健史
アイキャッチ写真/andy – stock.adobe.com
写真/ルノー
コメント
コメントの使い方