セダン人気が陰りを見せた2000年代初頭、多くの名車が姿を消していった。トヨタ・マークX(マークII)もその1台だ。
1968年にコロナ・マークIIとして登場し、51年もの間トヨタの中上位層向けFRセダンとして愛された。2019年12月に生産終了となり、同時に日本のFRセダンを引っ張る存在が消えてしまったように感じる。
マークXの存在意義や、マークXを失ったトヨタ販売現場の状況を考えながら、これから、FRセダンが生きていく道について探っていきたい。
文/佐々木 亘、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
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