クラウンだけじゃダメ!? 今になってわかった!! マークXが支えたFRセダンの生命線

■マークIIファンはどこへ? 絶滅へ向かうFRセダン

終焉を迎えたマークXが最後に送り出した250S“Final Edition”
終焉を迎えたマークXが最後に送り出した250S“Final Edition”

 マークXの生産終了から、既に2年が経過した。マークXオーナーや、歴代のマークIIファンは、どうしているのだろうか。

 最終型が登場したのは2016年(X13系のMC)、既に5年が経過し、代替提案の時期に入る。専売していたトヨペット店では、クラウンやカムリなどのセダンにこだわることなく、ハリアーなどのミドルサイズSUVを提案することが多いという。

 元々クラウンを選ばずにマークXを選んだユーザーへ、今更クラウンはどうですかというのは厳しいようだ。かつてはマークIIの下位車種だった、カムリの名前をあげるのもためらわれたという。

 現実問題として、マークXの代替は進んでおらず、販売現場も対応に苦慮している。しかしながら、ユーザー数のボリュームは大きく、一つ間違うとディーラーとして大きな痛手を受ける可能性も高い。

 こうした現象はトヨペット店に限らず、他チャネルでも発生しているが、とりわけ歴史の長いマークII(マークX)は、問題の本質が根深いところにある。

 「少しずつ、マークII(X)ファンは減っている」と話していたのは、トヨペット店のベテラン営業マン。この流れは、セダンファンやFRファンの減少も引き起こしているのだろう。

 車種整理は分かるが、販売店にとってはユーザーとの関係切りが起きているのと同じことだ。このような悲しい決定は、もう終わりにして欲しい。

 特別仕様車ファイナルエディションが設定され、終焉への花道を歩いて行ったマークX。残されたユーザーの想いは、誰が受け止めるのだろう。日本車のベーシックな形であった、FRセダンの生命線は切れかかっている。

 後継車はレクサスISか。いやマークXの代わりになれるのは、マークXだけだろう。

【画像ギャラリー】長い歴史の中で多くのドライバーに愛されたコロナ マークII〜マークXの歴史を見る(11枚)画像ギャラリー

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